雑記

20210130

思えば、自分は卒業式のときのことをほとんど何も覚えていません。高校はたしかやたらと広い中庭に召集され、なにかめでたい話を聞いたり聞かなかったりしたような。いや、よくよく思い返してみればそれは卒業アルバムのための写真撮影に関連した記憶で、卒…

この世には二種類の嘘があるという話、自分はそれこそが紛れもない嘘ではないかと考える側の人間でして。具体的には『自分のための嘘』と『他人のための嘘』があるという話ですけれど、前者は例えば見栄や欲などから生じる『良くないもの』で、一方の後者は…

20201113

生きる理由って人それぞれだと思うんですが、他の人とこういう話をする機会は今となってはあまり多くないので、そういうわけでここに記しておこうと思います。なんか、単純に気になるんです。こういうの、考えない人は考えないのかもしれませんけれど、でも…

物語

昨日の夜、何となく考えていたのが「『シンデレラ』の幼馴染って、どんな気持ちなんだろう」ということで。ここでいう『シンデレラ』はかの有名な童話のことです(バリエーションは色々あるそうですが、適当なものを思い浮かべてください)。別にシンデレラ…

潔癖症

というタイトルをつけたものの、自分は別に潔癖症ではありません。それはまあ、自分の家に来たことのある人なら「そりゃそうだろ」と思うと思うんですけど、現実世界での自分を知らない人向けという意味も込めて改めて記しておきました。「じゃあ何で潔癖症…

20201021

できれば誰にも嫌われたくない、というのは大なり小なり誰もが有している類の一つだと思います。それはまあ当然のことといいますか、誰だって必要以上に嫌われたくはないでしょうし、かく言う自分も例に漏れずそうです。しかし一方で、自分はあまり好かれた…

もう五年は風邪ひいてないな。

例えばの話、「自分、もしかして風邪引いてる?」くらいのことなら誰しもある程度は判断できそうなものですけれど、それはあくまで『できそう』というだけであり、その精度は必ずしも百発百中というわけではありません。そんなのは当たり前のことで、それは…

20200906

最近考えていた諸々について書きます。 そういえばちょっと前に絵を描いたんですが、割と上手くやれた気がするので貼ってもいいですか? いいよ。ありがとう。 描いた。 pic.twitter.com/MY73m1SxfR — 一葉 (@1TSU8) 2020年8月29日 自画自賛ポイントは中央左…

夏、蟻と蝉と

蟻。蟻って夏へ差し掛かると目にし始めるよなあ、という印象があり、逆に冬の時期はどうなんだろう? と思って調べてみたんですが、そんなことをするまでもなく『アリとキリギリス』の流れを思い出せば十分でしたね。すべての蟻が食糧を貯えるというわけでも…

夜明けと魔法

夢日記はあまり好ましくない、という旨の言説は頻繁にとは言わずとも、誰もが一度は目にしたことがあるのではというように思うのですけれど、どういった理由でそのような結論が広く知られているのか、よく考えていると全く耳にしたことがないなあという気が…

20200514

自分、勉強中だろうが何だろうがニコ動なり Youtube なり、あるいは iTunes なりで動画やら音楽やらを常に耳に入れつつ作業をする(何もしていないときでも音楽は大抵鳴っている)という生活スタイルを形成しているのですけれど、いまちょうど Abema で『禁…

20200507

本来であれば今頃新曲を投稿してぐっすりと眠りについているはずなのですが、諸々があったので投稿は明日に延期されました。準備不足~。今日の昼頃に一式を整える予定だったんですが、急激な体調の悪化などがあり、午後の予定を一切合切放り出して睡眠をし…

selen

曲ができたので今週の木曜日(5/7)の20時くらいに投稿します。よろしくお願いします(告知)。 まあ、たったこれだけのためにブログを動かすというのも何だかなあという感は否めないので、曲を作っている間に考えていたことなんかをつらつらと書いていった…

片道10分

さっき、一時間ほど前、この記事が公開される頃には二時間以上前のことになっているかと思うけれど、南の空に明るい星が二つ並んでて。それを見上げて、あの二人はどのくらい離れてるんだろう、みたいなことを考えて。ここからみたら十数センチくらいの距離…

夏の色

いまどこにいるのかといえば、京都大学吉田キャンパス構内共北37に設置されたパイプ椅子の上ですが、去年のNFからもう一年も経ったのか、みたいなことを考えながら暇つぶしがてらにこの記事を書いています。 人生の転機みたいな瞬間は恐らく毎秒、数え切れな…

拡声器

これは昔の話、といっても一年も経っていない、半年とちょっとくらい前の話なんですけれど、タイムラインに偶然流れてきた人格診断テストみたいなものをやったことがありまして。なんていうんですかね。いわゆる右翼左翼保守革新みたいな、そんな感じのアレ…

100

百番目の記事らしいですね、これが。だから別に何があるって話でもないんですけど、今朝起きて思ったことを書こうと思います。 何が綺麗で何がそうでないのか、なんか分かんなくなってきたなあ、というのが目覚めて真っ先に感じたことでした。何だろう。僕…

output_20190531

カレンダー曰く今日で五月が終わるらしいんですけど(本当に?)、今月、ブログを全く更新しなかったなあと思いながら(これは本当)、いまキーボードを叩いています。理由は明々白々で曲作ってたからなんですけど、このままいくと六月中も今月と同じような…

分岐点

孤独とかいうありきたりでつまらない枠組みに自分自身をあてがいたくないというのが正直なところですけれど、分かりやすい言葉を探そうとなれば、結局のところ、孤独という単語それ一つに尽きてしまうよなあという感じがします。孤独。孤独って何ですか? 自…

同じ空を見ていなくとも

青色は幸せの象徴だと思う、みたいなことを試しに言ってみたら秒で否定されたという経験があります。否定? 否定っつうか、何ですかね、もっと別の見方があるくない? みたいな。たとえば、真っ青と言うと具合が悪いという様を想像するし、青いという言葉は…

他人の歌詞を勝手に読むやつ1

前々から吉音(僕が所属しているサークル)の人たちが書いた歌詞を自分がどう読んだか話すやつをやりたいなと考えていて、それは自分が歌詞を書くようになったからということもあるんですが、そんなわけでついに勝手にやることに決めました。その曲を聴いて…

忘れたって消えやしない

『ray / BUMP OF CHICKEN』の歌詞に以下のような一節があります。 「大丈夫だ あの痛みは 忘れたって消えやしない」 つい先日、この歌詞について思いを馳せる機会がありまして、そもそもの話、この言い回しについては以前から思うところがあったのですが、折…

いまここにいる

だからつまり結局のところ、僕らの日常ってどこまでいっても椅子取りゲームなわけじゃないですか。誰もが報われるわけじゃないし、誰もが救われるわけじゃない。誰かが幸せな笑顔を浮かべているときに地球の裏側では、涙すら零れないほどの悲しみに暮れてい…

日常的に何か言葉を書いていて何よりも感じることといえば、言葉はどこまでも無力だということです。文字を書くという習慣が僕についたのは、このブログを立ち上げてからのことですが、本当のことを言えば、もっと以前からあったのだろうとは思います。僕は…

誰だって、何だっていい。

何度でも同じ話をします。 困っている人がいたら手を差し伸べるべきなんだろうと思います。正しさとか優しさとか善やら偽善やら云々を考えるよりも前に、立ち止まって声をかけるべきなんだろうと思います。嘘だらけの社会に生きている僕らは、自分の心に嘘を…

月、曲がり角、同じ空。

つい数時間前の話です。JK*1から出てすぐに、それまで一緒に晩御飯を食べていた相手に促されるままに空を見上げました。大きな月が綺麗に見える――たしか彼はそんなことを言ったように思います。でも、僕の立っている場所からは月明かりの一欠片さえも見つけ…

寂しい。

めちゃくちゃエモーショナルな気分になっているので、思いのままに文章を書こうと思います。ちょっとした昔話をします。興味のない人はブラウザバックしてください。 最近、僕の家へよく来てくれる人は薄々気付いている事かとは思われますが、僕は歌を唄うの…

始まり

外へ出る。お気に入りのイヤホンを耳につけて、適当な音楽を聞き流しながら外を歩く。下ばかり向いているのもよくないということで意識的に見るようにしていたらいつの間にか大好きになっていた電線と青空を眺めながら、清々しい朝だなあ、とか呑気なことを…

初めてこのブログを本来そうあるべき正当な用途として使おうとしている気がする。というのも、こういうところにでも書いておかないとこの話を外へ持ち出す機会もそうないだろうし、いや、特に言いふらして回りたいという思いがあるというわけでもなく、どち…

存在意義

記憶なんていうものは、大抵の場合、その個人にとって都合のいいように修飾されている。愛おしく感じる思い出も、忘れられないトラウマも、言うなれば過剰の調味料と保存料を山ほど混ぜ込んで作られたコンビニ弁当のようなものだ。主観的であり、人工的であ…