20201021

 

 できれば誰にも嫌われたくない、というのは大なり小なり誰もが有している類の一つだと思います。それはまあ当然のことといいますか、誰だって必要以上に嫌われたくはないでしょうし、かく言う自分も例に漏れずそうです。しかし一方で、自分はあまり好かれたくもないなと思うこともたまにはあって。なんていうか、勘違いされたくないのが、それはいまの自分に対して好意的に接してくれている一部の人たちを無下にしようというわけではなくて、その、結果的にそうなっているのはもうよくて、なんだろうな、うまく言えませんけど、こう、その、アレです。いわゆるアレ。分かりますか? 自分は分かりません。「書いてるうちに考えがまとまるかなー」程度の見切り発車で word を立ち上げたのだろうな、ということが何となく分かってもらえたかと思います。その通りです。0時になったら睡眠の構えになるんですが、それまでまだ少し時間があるので、文字に起こして思考を整理しようという算段です。

 嫌われたくない気持ちと好かれたくない気持ちなら、恐らく前者のほうが強いとは思います。ただ、だからといって『好かれたくない』という欲求が無視できるほど小さいかといわれたらそうでもなくて。これはかなり昔に書いた話なんですが、自分、『友人』という関係に対するハードルがめちゃくちゃに高くて。人によっては「一回遊んだらもう友達」という考え方もあるかと思うんですが(考え方は人それぞれ。どちらがどうという話ではない)、自分の場合、知り合って五年近く経ったとしても『友人』にはカウントされないと思います。というか、そもそも『友人』の要件に経過日数が考慮されていないので、それはまあそうなんですが。というような話なんですけど、だから要するに、なんか、自分と他人との関係を言葉で表現するのがなんか嫌っていうか。嫌というより、なんだろ、押しつけがましい感じがするっていうか、きっと相手はそんなこと気にしないと思うんですけど。自分は誰かしらから友達として認定されることで不快になるなんてことはまずないんですが、いやでも、人によっては不快に思うかもしれないよな、と思ったり思わなかったり。だから、『友人』という言葉は滅多に使わないようにしていますし、それでも使う場合、その相手はかなり選んでいます。両手で足りるくらい。

 なんていうか、相手のことをひとたび『友人』と呼んでしまったが最後、そう振る舞うことを相手に押し付けてしまうような気がして、何度も言うように、きっと相手はそんなことを気にしないと思うんですが、自分は気にするので。『友人』と呼ばれないことで傷つく人ももしかしたらいるかもしれませんけれど、うーん、実のところ、その辺りのことをよく考えてないのではという気は自分でもしています。いやまあ、だからこういう面倒な部分こそが『好かれたくない』の顕れって気がするんですよね。自分の中にそういう気持ちが少なからずあるから、そういったことを他人に対して安易にはたらきたくない、みたいな感じの。でも『嫌われたくない』という気持ちもあり、そのことも一応分かってはいるので、そもそも他人のことを、関係性を示す名詞で呼ばないという中間択を採用し続けているわけですが……。他の例でいえば『後輩』という言葉もそうですが、最近ようやく一部の相手には抵抗なく使えるようになってきましたけれど、これにも何だか押しつけがましいような感じを覚えていたので、以前は意識的に使わないようにしていました。めんどくせー。

『特別になりたくない』っていうのが一番近いような気がしていて。『嫌われたくない』にせよ『好かれたくない』にせよ、なんか、めちゃくちゃ自意識過剰っぽいですけど、特別視されたくないという風に結局はまとめられるのかなって。嫌いだったり好きだったり、何かしら特別視している相手のことを想像してみてほしいんですけど、その相手のことを客観的に理解することができるかどうかという話で、自分は全く以てそんな気はしません。なんだろうな、プラスマイナスは問わず一定の特別視をしている相手に対しては『彼/彼女はこういう人間だ』と、大なり小なり決めつけてしまうような気がするんですよね、どうしても。それって、なんか失礼じゃないですか、相手に対して。そんな酷い役割の押し付けってそうそうないと思います。じゃあ「失礼と思うならやめろよ」という話にもなりますけれど、いや、それができないから特別に思っているのであって、こっちからはもうどうしようもないっていうか……。だから、せめてそういった『決めつけ』をなるだけ行わないよう、常に相手を正しく捉えようと努力するのが精一杯です。自分が相手に対して思っている『こういう人間だ』が良い内容であれ悪い内容であれ、相手にそれを押し付けるのってただの人格否定になりかねませんし。主観に歪んだ眼で相手(特に、好意的に思う対象)に向き合いたくないっていうか。人間なので限界はあるんですけど、それでも本人じゃない誰かが決めつけている『こういう人間』なんて一割も当たっていないに決まっているので、そういった先入観みたいなのはなるべく無しで付き合っていきたいよなって、そういう話です。

 これでやっとはじめの話に戻れるんですけど、だから、自分が『嫌われたくない』とか『好かれたくない』とか思うのって、要するに、そうなると自分自身のことを真っ直ぐにみてもらえなくなるからなのかなあ、と思うわけです。なんだろ。『こいつはこういう人間』みたいな思い込み、あるいはバイアスを介した付き合いかたを極力避けたいと思っていて。そういう意味で『嫌われたくない』し『好かれたくない』のかなあ、っていう。ニュートラルな視点を心がけろって、言うのは簡単ですけれど実行するのは至難ですし、というか自分は出来ないので。だからまあ、最初に言ったようなことを頭の片隅で考えつつ、でもそもそもの話、こういうめんどくさいことを考えるような自分にさえ、結構な特別視をしている相手が少なからずいるという以上、そんなの土台無理な話だよなというところに落ち着くんですよね、結局。

 

 あまりまとまらなかったなー。大人しく寝ます。

 

 

 

もう五年は風邪ひいてないな。

 

 例えばの話、「自分、もしかして風邪引いてる?」くらいのことなら誰しもある程度は判断できそうなものですけれど、それはあくまで『できそう』というだけであり、その精度は必ずしも百発百中というわけではありません。そんなのは当たり前のことで、それは何故かと言うと、社会に生きる多くの人は専門的な医療知識を有してないからです。経験則として「微妙に気怠いし、普通に熱っぽいし、これはきっと風邪だろうな」と判断をしているだけで、そこに絶対的な基準があるかといわれれば、まああまりないんじゃないかと思います(風邪なら体温計が基準になりえますけれど)。

 風邪でさえこんな具合なのに、況やより複雑な現象をや、という感じです。いやまあ、風邪も風邪で、よく分かんないウイルスにやられている状況を総じて『風邪』と呼ぶ、みたいな話を耳にしたことがあるので、事態は決して単純ではないのでしょうけれど……。ともかく、自分の身に起きていることを個々人で正確に診断するのって結構無茶っていうか、ほとんど不可能だよなあと自分は思います。なんか、少し前に歯医者へ行ったんですけど、「君、歯の神経経路が異常だね(この職に就いてもう長いが、こういう例はほとんど見たことがない)」といった旨の話をされ、「へえ~、そうだったのか~」と思わず笑っちゃったということがあり。生まれてから二十年以上経ちますけど、それでも気づいていない身体のバグって結構数あるんだろうなあと、今更ながらに実感したというエピソードの一つです。

 で、書きたかったのは別にそんなことではなく、むしろ肉体よりも精神的な側面から自分の身に起こる現象についてです。早い話が、自分ってもしかして HSP の類か? ということで( HSP の何たるかは wikipedia を参照してください)。何年か前から薄々感じてはいたんですが、もしかするとそうなのかな、というのを昨日一昨日くらいに夜道を歩きながら考えていて。なんだろ。自分は自分の眼からしか世界を捉えられないので他の人がどんな感じか分からないんですけど、例を挙げることにすると、たとえば飲食店にいると周りの人の会話が全部耳に入ってくるとかいうのがあります。一人で行ってようが、大人数で行ってようが、これは変わりません。だから、飲み会とかの場が結構な地獄なんですよね、自分。「なんで飲み会ダメなんだろ?」と考えていた頃が一時期あったんですが、『酒を飲んだ人間は基本煩い(かつ低俗な話題を軽率に扱いがち)』と『周囲の音が全部入ってくる』の相乗効果でダメなんだな、ということに気づいたのが何年か前のことです。という風に書くと『声が大きい。だから、全部が耳に入る』と読まれてしまうかもしれませんけど、そんなことは全くなく、たとえば適度に賑わっている飲食店の中で、特に誰からも咎められないようなボリュームで会話している誰かの声なんかも普通に聞こえてきて。いや、聴力自体は全人類の平均をとっていると思うので、なんだろうな、聴力版マサイ族みたいな、そういう滅茶苦茶に優れた耳を有しているというわけではなくて。多分、普通の人なら無意識のうちにシャットアウトできる外部の情報を、遮断せずに全部飲み込んじゃってるんだろうなっていう、そんな感じの曖昧な理解をしています。たとえば、飲食店で二つ隣の席に座っている二人組、あるいは斜向かいに座っている四人組、そういった人たちの会話を食事中に意識する人って、そりゃまあ僕と同種の人たちは同じでしょうけれど、でも、多分これって少数派なんだろうなという気がしていて。だからまあ、普通に賑わっている飲食店に入るのも、飲み会ほどに敬遠したいものではないにせよ若干しんどくはあるなってことに最近気づき、ただまあそっちのほうは誰かと入る分にはかなり楽になる(そちらとの会話に意識を向けられるため)ので、一人で行かない限り問題ないんですが。んー、どうなんでしょう? 『意識する』って言っても、盗み聞きしようとしてるわけでは決してなくて『勝手に耳に入ってくる』が正しいですけれど、これが普通なんですかね?

 他の例だと、なんだろうな。たとえば電車に乗るときとか、ホームの待機列でもし自分が列の先頭にいたのなら、乗り込んでから座る場所はなるべく奥のほうにするとか。……これ、例として適切ですか? よく分かりませんけれど、なんだろ、これは別に自分が親切だからとかではなく、そこでもし自分が扉に近い側の席へ座ろうとした場合、僅かな時間とはいえ通路を塞いでしまうことになり、一方で電車の扉は一定以上の広さがあるので一気に多くの人がなだれ込んできて、結局、後続にいる全員が不利益を被ることになるのは想像に難くない、という辺りにモチベーションがあるんですが。この話を以前知り合いにしたときに「それは想像力の産物では?」みたいな反応をされ、当時は「そうなのかも」と思ったものの、コロナ云々による自粛期間が終了し、また普段通りに鉄道を利用するようになってから「本当にそうかなあ」と考え始め。列に並んでいるとき、自分の後ろに人がいることは常に意識させられるわけで、……っていう認識がそもそも他の人と一致しているのかが分かりませんけれど、後ろに人がいるのは分かってるんだから、その邪魔になるようなことはなるべくすべきではない、という意識からそういった行動に移してるんじゃないかな、って思うことが最近多くて。だから、なんだろうな、これも『勝手に入ってくる情報』の一つなんですが。目? 目っていうか、なんだ、もうよく分かんないですけど。

 普通に歩道を歩いていて、すれ違った誰かと誰かの話している内容なんかも一瞬で入ってきます。その分、一瞬で忘れるんですが(一瞬は嘘で、二、三十秒したら忘れる)。そういえば、自分はやたらめったに人の多い場所が昔からとても苦手で、それはまあ『単純に人が多い』ことが『自身の進行の妨げになりうる』からって理由がちゃんとあるにはあって、実際それはそれで人混みが嫌いな理由の一つだと思うんですが、最近気づいたこととして、「自分、別に人混みを避けたくて仕方がないってわけではないな」というのがあって。なんだろ、二年前かな、何年ぶりに東京へ行ったことがあって、その夜は複数人の知り合いと行動を共にしていたんですが、そのときの人混みが本当にダメだったってのがあって。あのとき滅茶苦茶機嫌が悪くて、っていうか普通に気分が悪くて、知り合い全員に迷惑をかけてしまったな、と反省してるんですが。一方で梅田の駅前も大勢の人で溢れかえっていて、あるいは祇園四条でも構いませんけれど、あの日の東京と同じくらいの人だかり、なんならこっちの方が多いってくらいの、でもそこを歩いていても特にしんどくはならないな、ってことに気づいたというのがあって。「じゃあ何がダメだったんだ?」と考えたとき、理由はもしかすると他にもあるかもしれません(例えば、その日の体調とか)が、思いつく限りで最も妥当性の高そうなものとして、『イヤホンで音楽を聴いていたかどうか』なんじゃないかなあと、いまの自分は理解しています。複数人で行動をするとき、まず当然のこととしてイヤホンは耳にしません(それはそう)。加えて、これは実際に自分が団体のうちの一人として移動している時を想像してほしいんですが、『誰かとのコミュニケーションを常にとっている』という状況は(人によっては)あまり成り立たないんですよね。なんだろ、複数人、たとえば五人で移動しているとして、だからといってその五人全員が歩きながらの会話に参加しているわけではないっていうか。五人いるとしたら、会話をしているのなんてせいぜいそのうちの二、三人じゃないですか。だから状況としては『一人で歩いている』のと大して変わらないっていうか。それでじゃあ『複数人の知り合いと歩いた東京』と『一人で歩く梅田、祇園四条』を比較してみたときに、『一人で歩いている(誰とも会話をしていない)』という状況は同じで、一方で明確に異なっているのが『イヤホンを着けていたかどうか』なんです。「いや、そこでどうしてイヤホンが出てくるんだよ」って話ですけれど、それはもうこれまでの話を踏まえれば分かってもらえるはずで、色んな音が勝手に聞こえてくるんですよ、イヤホンをせずに歩いていると。思えば自分は一人で外を歩くときには十中八九イヤホンを着けていて、静かな朝や夜は外すことも勿論ありますけれど、でも基本的には着けていて、多分それのおかげで『勝手に聞こえてくる音』をシャットアウトできてるんだろうなって気がしていて(他にも、音楽のほうへ集中するので、視覚的な情報もある程度は断絶できる)。梅田とか祇園四条とか、そういう雑多な場所を一人で歩くときにイヤホンを外すことはまあなくて、だから平気なのかなあって。翻って、あの日の東京が本当にダメだった理由は、『人混みが嫌いだから』というよりはむしろ『人が多いことによって音が過剰に聞こえてくる』ことだったんじゃないかな、という風に理解を得ました(それによって気分が悪くなり、機嫌も悪くなり、怒りの対象が人混みそのものになっていた)。二人で歩いているときは全然平気なんですよね。それは多分、自分と誰かの二人しかいない場合、その誰かとのコミュニケーションにある程度のリソースを割く必要があって、それが結果として外部の情報を必要以上に認識しないことに繋がっているんじゃないか、と推理しています。なのでまあ、今後は同じような状況になっても手の打ちようがありそうだ、という感じです。自分一人のせいで周りに迷惑かけるわけにもいきませんしね……(もう既に何度かやってしまっているので)。

 とまあ長々と書いてきましたけれど、自分が本当に HSP の類なのかどうかということはさておき、自分が過剰な音に弱いのは間違いないと思ってます、いまのところ。過剰というのは、情報量が膨大、という意味であって(音が大きいという意味ではない)、それでいえば音に限った話ではなく、多分『勝手に入ってくる情報』が一定値を超えると気持ち悪くなってくるっていうか、処理能力のキャパシティをオーバーするんだろうなというように理解しています。対処法も分かっていて、音はイヤホンで耳を塞げば遮断できるし、視覚的な情報はいっそ眼鏡を外してしまえばいいですね(その分ちょっと危ないですけれど、これも実はよくやっている)。まあ先述の通り、音楽に意識を傾けていれば歩行者の顔や電光看板なんかが視界に割り込んでくる頻度は少なくなるので、イヤホンを着けておくだけで今のところはおおよそ凌げているわけですが。それにまあこれまでに書いたことがじゃあ果たして正解かというと、それはもう「いいえ、分かりません」って感じで、最初に書いた通り、自分で自分のことを正確に診断するのって不可能だと思うので。自分のことを一番よく知っているのは間違いなく自分自身ですが、だからこそ客観的にみれない部分もあって、それに自分は特別な知識を有しているわけでもないので、あくまで経験則的に導き出したこれまでの事実が、本当に自分の考えていた通りのものなのかということは分かりません。……だからって、別に詳細を知りたいとも特段思いませんけどね。この性質に名前が欲しいわけではないので。

 

 実際、自分が HSP なのかどうかということは心底どうだってよくて、いや、本当にどうでもいいんですよ。この性質、つまり周囲の人間(あるいは、より広く物体)の情報が必要以上に入ってくるという性質に悩まされ始めたのがだいたい高校一年生の頃、「どうやら自分はそういう性質を持っているらしい」ということに気がついたのが学部一回生になる手前か後かという辺り、それでその対処法を知っていること(具体的には、イヤホンで耳を塞ぐこと)に気づいたのが何ヶ月か前の話です。その間はといえばもうずっと「世界、うるせえ~~~~~~~」という感じで、周りの人間にも随分と迷惑をかけましたが、うまく折り合いをつける方法があるらしいことは薄々分かっていたので、だとしたら必要以上に気にすることはないかなあという感じ。むしろ、なんだろ、いまとなっては感謝している感さえあって。何度も言っているように『勝手に情報が入ってくる』のって相当なストレスなんですが、でもそのおかげでたとえば道端の石ころみたいな、日常の中に紛れている些細なものにも少しは気づけていたりするのかなと思ったり思わなかったりして。曲を作っていたり、文章を書いていたり、その瞬間の自分を支えているのは間違いなくそういった『勝手に入ってきた情報』、言い換えれば『探したわけでもないのに持っていたもの』だなあという気がしていて、だからなんていうか、これは完全に不毛な想像ですけれど、この厄介な性質をもし持っていなかったとして、いまと同じ自分が果たしてここにいたのかなあ、って考えたりして。いなかったんじゃないかなって思ったりして。そうだとしたら多分、作曲なんてしてなかったと思いますし。していたとしても、ここまで生活に根付いてはいなかったでしょうし。なので、少し感謝しています。自分はいまの自分と、その周囲にいてくれる人々のことをかなり気に入っているので。

 

 

 先日、「一葉さんって何で曲作ってるんですか?」みたいな質問を(同じく作曲が趣味の相手から)受け、返事はもう済ませたんですが、それはそれとして自分なりに真剣に考えてみたので、その結果をブログにも残しておこうと思い word を立ち上げ、しかし前置きの、しかも全く関係のない話だけで 5,000 字近く使っちゃいましたね。どうして?

「なんで創作やってんの?」って話は散々尽くされているような気がしていて、二年以上前にもブログに書いたんですが、当時の自分曰く「やりたいから」らしいです。間違ってはいませんけれど、それでは不十分ですね。もっと噛み砕けるっていうか、それこそ二年前の自分が『人混みが嫌い』な理由を『人が邪魔だから』だと認識していたみたいに、間違ってはないんですが、でも本質はそこじゃない、みたいな。要するに、全く尽くされていなかった。昨日の帰り道に考えてみるまで、正直何一つも分かってませんでした。だからまあ今回、偶然にもその『何故』に再び向き合う機会が訪れたので、二年前の自分を更新するという意味でも自分なりのアンサーを残そうと思ったんですが、それはまた次回にします。もう書きすぎちゃったんで。

 

 

 

20201016

 

 Windows が唐突にアップデートを始めたおかげで、いま DAW を立ち上げると PC が爆発しそうな感じなので、「久々にブログでも書くか」と word を開きました。とはいえ、書くことは何ひとつもないんですが……。いや、ないことはないんですけど、なんていうか、書きたいことがないっていうか。書こうと思えば書けるけども、みたいな感じです。

 

 これは日記なんですが、シャニマスを全然やらなくなりました。なんか、前回はたしか芹沢のイベントだったと思うんですけど、イベコミュは当然のように未読、芹沢も一枚分確保しただけでした。何だろう、理由は色々と思いつくんですが、中でも最たるものといえばプロセカ(初音ミクなどが出てくる音ゲー)をインストールしたことが大きいような気がしています。というのも自分、ソシャゲに限らずゲーム全般について、同時にプレイすることのできる作品数が 1 で固定されているっぽく。振り返ってみれば確かにそうで、幼少期がどうだったかは覚えていませんけれど、高校時代にやってたデレステはミリシタがリリースされてから全く触れなくなったし、そのミリシタはシャニマスにハマりだしてから全く触れなくなったし、そして今に至る、という感じです。前例を見るに、こうやって離れたコンテンツに戻ったことが一度もないので、その辺りはちょっと怖いですね。別にシャニが嫌いになったとかではないので、普通に追いかけたくはあるんですが。なんだろ。自分の考えることはよく分からないんですが、推察するに、あまり多くのことにリソースを割きたくないんでしょうかね。知りませんけど。

 

 これも日記なんですが、先述の通り、プロセカをインストールしました。リリース初日のインストールは何故か見送ったんですが、友人がプレイしているらしいということで二日目からは楽しく遊ばせてもらっています。自分、高校生の頃は普通にゲーセン型の音ゲーマーで、だから音ゲーは大好きなんですが、音ゲー型のソシャゲって疲れるし似たり寄ったりだしそもそも音ゲーじゃなくてキャラゲーだしといった感じで、多分もう一生やらないだろうなと思ってたんですが、そんなことは全くありませんでしたね。まあやっぱり音ゲーが好きなので。あとは、なんだろ。アイマスよりもボーカロイドの方が自分の文脈に近いというのが単純に大きいような気はします。向けた熱量的には後者のほうが大きいような気はするんですが、最初に触れた時期とか、あとボーカロイドは音楽や創作と直接結びついている(コンテンツとしての音楽ではなく、音楽そのものがコンテンツ)からとか。いやまあ、こういうのっていくらでも後付けできるからアレですけど、単に「そっちのが好きだから」の一言でまとめてしまえるような気もします。「アイドルが特段好きかと言われたら、別にそうでもないしなあ」っていう。いやでも、そのうち復帰したい気持ちはあります、一応。

 

 この時期、前後に所属サークルの大きめのイベントがあるのでいつも思うんですが、結局のところ音楽が一番楽しいなあっていう。もちろん、自分にとって、という話ですけれど。なんか、色々とやってみて、どれもこれも楽しかったり苦しかったりは共通だったんですが、『楽しい』のピークが一番大きいのは自分の場合、音楽になるのかなあ、という今更のことを何度目かぶりに認識しています。まあその分『苦しい』のピークも音楽が最高なんですが、それも含めて楽しいのが良いところだなと思ったり思わなかったり。いや、というか、こんなことはわざわざ言語化するまでもないことではあるのですけれど。実際、誰に何を言われたわけでなければ、特に重要な締切があるわけでもなく、何なら時間が溶けていくだけなのに、それでも別にやめようと思わないことが何よりの証左かなあって。楽しいと思わないことなんてわざわざやりたくないですし。一番楽しいと思えることを優先してやりたいですし。それだけの話ではありそうです。いまも懲りずに新曲を作ってるんですが、っていうかそのために DAW を起動しようとして、でもアップデートが入ったおかげで出来なくなったという流れでしたね。

 

 どうやらアップデートも終わったっぽいので今日はここでおしまいです。未だかつてないくらいに何の中身もない記事を書いてしまったんですが、ここまで読んでくださった方がいればありがとうございました。また何かあればブログを動かすと思うので、そのときはよろしくお願いします(何を?)。僕は作曲を頑張ります。

 

 

 

未完成の春 (2020 Band ver.)

 

 楽曲『未完成の春』を投稿しました。

 

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【歌詞】

未完成の春 青色の熱が君に解ける

十月の教室の隅っこで そんな言葉を白紙に零した

 

未完成の春 雨の匂いに暗がりは沈む

誰も星も月もない夜が 翳した傘を叩いていた

 

水影に残響音 塞ぎ込んだ空を飛び越えて

そっと口ずさんだ この唄が 掠れた声 聞こえなくても

 

ああ いつか 出会った僕らを待っていたんだ

散々な現実が 望んだはずもない朝が

 

それでもさ きっと 扉を開くから

きっと 笑い返すから

 

君と過ごした当たり前を 君と交わしたさよならを

時が経って 全部忘れて だけどそれでもなくさないよ

消えた七つ星の温度は この唄に残しておくから

春の空にまた出会う そのときは 初めましてだね

 

未完成の春 失った青色を取り戻せ

なんて馬鹿みたいな合言葉 でも だからこそ好きになれたんだ

 

跨いだ平行線 赤信号 一台分の距離

気にしないよなんて微笑んだ その言葉が嬉しかったよ

 

夕風に折りたたんだ想像は紙飛行機

何も知らないまま 明日の空も 笑う意味も

 

それでもさ 僕らはあの日同じ場所にいた

だから 迷うことはない

 

一歩踏み出す街の中で 君の見上げる春の空に

一人だけの夜が溢れて 翳した傘を叩くのなら

ずっと遠いその未来まで 涙の色は知らなくても

唄いかける今がある だからもう 出会えなくたっていい

 

そこにいたのが君じゃなくて ここにいるのが僕じゃなくて

きっとそんな世界もあって だけどそれでも出会えたから

ずっと遠いその未来から 僕らが唄う今ここまで

繋いでいる 未完成の 始まりを

七つ星を 知っているんだ

 

春の空にまた出会う

そのときは 初めましてだね

 

 

【コード】

BPM=215

Key:G major

|| Gadd9 --- | Cadd9 --- | D --- | G - B7 - |

|| Em7 --- | D --- | Am7/C --- | Gadd9 --- |

|| Gadd9 --- | Cadd9 --- | D --- | G - B7 - |

|| Em7 --- | D --- | Am7/C --- | Gadd9 --- |

 

|| Cadd9/E --- | Bm7/D --- | Am7/C --- | D --- |

|| Cadd9/E --- | Bm7/D --- | Am7/C - A7/C# - | D --- |

 

|| Gadd9 --- | Cadd9 --- | D --- | Gadd9 - B7 - |

|| Em7 --- | A7 --- | Am7 --- | D - B7(#9) - |

|| Em7 --- | Cadd9 --- | D --- | Em - B7 - |

|| Dm7 --- | Gadd9/D --- | Am/C - C#7 - | D - E - |

 

Key:E major

|| Aadd9 --- | ---- | G#m7b5 - Cdim - | C#m7 - Eadd9/B - |

|| D#m7 --- | G#7(#9) --- | C#m7 - A#m7b5 - | A - E/G# - |

|| AM7 --- | F#m7 - F#7/A# - | Bm7 --- | Am7 --- |

Key:G major

|| G --- | F#7/A# --- | Bm7 --- | B7 --- | Cm7 --- | D7 - E7 - |

 

Key:A major

|| Aadd9 --- | C#7 --- | F#m7 --- | Aadd9 --- |

|| Dadd9 --- | Dadd9 --- | F#m7 --- | E --- |

|| D --- | E --- | C#m7 --- | F#m7 - F#m7/E - |

|| Bm7 --- | C#m7 --- | Dm7 --- | E - Fdim - |

 

|| F#m7 --- | C#/F --- | A/E --- | D#m7b5 --- |

|| D --- | E7 --- | Asus4 --- | A/D - E/D - |

|| D --- | E/D --- | E - Fdim - | F#m7 - F#m7/E - |

|| B7 --- | B7 --- | Esus4 --- | E --- |

 

|| Dadd9 --- | ---- | ---- | ---- |

 

Key:G major

|| Gadd9 --- | Cadd9 --- | D --- | G - B7 - |

|| Em7 --- | A7/C# --- | Am7 --- | D - B7(#9)/D# - |

|| Em7 --- | Cadd9 --- | D --- | Em7 - B7(#9) - |

|| Dm7 --- | Gadd9/D --- | Am/C - C#7 - | D - E - |

 

Key:E major

|| Aadd9 --- | ---- | G#m7b5 - Cdim7 - | C#m7 - Eadd9/B - |

|| D#m7 --- | G#7(#9) --- | C#m7 - A#m7b5 - | A - E/G# - |

|| AM7 --- | F#m7 - F#7/A# - | Bm7 --- | Am9 --- |

Key:G major

|| Gadd9 --- | F#7/A# --- | Bsus4(#9) - Csus4 - | F9 --- |

 

Key:A# major

|| A#add9 --- | D7 --- | Gm7 --- | A#add9 --- |

|| D#add9 --- | D#add9 --- | Gm --- | F --- |

|| D# --- | F --- | Dm7(b11) --- | Gm7 - Gm7/F - |

|| Cm7 --- | Dm7 --- | D#m7 --- | F - F#dim - |

 

|| Gm7(11) --- | D/F# --- | A#M7(9)/F --- | Em7b5 --- |

|| D# --- | F7 --- | A#sus4 --- | A# - F - |

|| D# --- | F/D# --- | F - F#dim7 - | Gm7 - Gm7/F - |

|| C7 --- | C7 --- | Fsus4 --- | F --- |

 

|| D#add9 --- | ---- | ---- | ---- |

|| Dm7 --- | ---- | ---- | ---- |

|| Cm7 --- | ---- | ---- | ---- |

|| F --- | ---- | ---- | ---- |

 

|| D#M7(9) --- | ---- | ---- | ---- |

|| Dm7(11) ---- | ---- -- D7 - | Gm7(11) --- | ---- |

|| Cm7 --- | Dm7 --- | D#m7 --- | Fm7 --- |

|| F# --- | ---- | G# --- | F --- |

 

|| A#add9 --- | D7 --- | Gm7 --- | A#add9 --- |

|| D#add9 --- | D#add9 --- | Gm --- | F --- |

|| D# --- | F --- | Dm7(b11) --- | Gm7 - Gm7/F - |

|| Cm7 --- | Dm7 --- | D#m7 --- | F - F#dim - |

 

|| Gm7(11) --- | D/F# --- | A#M7(9)/F --- | Em7b5 --- |

|| D# --- | F7 --- | A#sus4 --- | A# - F - |

|| D# --- | F/D# --- | F - F#dim7 - | Gm7 - Gm7/F - |

|| C7 --- | C7 --- | Dm7 --- | G#m7 - G#m7/F - |

|| C7 --- | C7 --- | Fsus4 --- | F --- |

 

|| D#add9 --- | ---- | Fsus4 --- | F --- |

 

|| A#add9 --- | D7 --- | Gm7 --- | A#add9 --- |

|| D#add9 --- | D#add9 --- | Gm --- | F --- |

|| D# --- | F --- | Dm7(b11) --- | Gm7 - Gm7/F - |

|| Cm7 --- | Dm7 --- | D#m7 --- | F - F#dim - |

 

|| Gm7(11) --- | D/F# --- | A#M7(9)/F --- | Em7b5 --- |

|| D# --- | F7 --- | A#sus4 --- | A# - F - |

|| D# --- | F/D# --- | F - F#dim7 - | Gm7 - Gm7/F - |

|| ---- | N.C. |

 

 

【コード(degree)】

BPM=215

Key:G major

|| Iadd9 --- | IVadd9 --- | V --- | I - III7 - |

|| VIm7 --- | V --- | IIm7/IV --- | Iadd9 --- |

|| Iadd9 --- | IVadd9 --- | V --- | I - III7 - |

|| VIm7 --- | V --- | IIm7/IV --- | Iadd9 --- |

 

|| IVadd9/VI --- | IIIm7/V --- | IIm7/IV --- | V --- |

|| IVadd9/VI --- | IIIm7/V --- | IIm7/IV - II7/#IV - | V --- |

 

|| Iadd9 --- | IVadd9 --- | V --- | Iadd9 - III7 - |

|| VIm7 --- | II7 --- | IIm7 --- | V - III7(#9) - |

|| VIm7 --- | IVadd9 --- | V --- | VIm - III7 - |

|| Vm7 --- | Iadd9/V --- | IIm/IV - #IV7 - | V - VI - |

 

Key:E major

|| IVadd9 --- | ---- | IIIm7b5 - #Vdim - | VIm7 - Iadd9/V - |

|| VIIm7 --- | III7(#9) --- | VIm7 - #IVm7b5 - | IV - I/III - |

|| IVM7 --- | IIm7 - II7/#IV - | Vm7 --- | IVm7 --- |

Key:G major

|| I --- | VII7/#II --- | IIIm7 --- | III7 --- | IVm7 --- | V7 - VI7 - |

 

Key:A major

|| Iadd9 --- | III7 --- | VIm7 --- | Iadd9 --- |

|| IVadd9 --- | IVadd9 --- | VIm7 --- | V --- |

|| IV --- | V --- | IIIm7 --- | VIm7 - VIm7/V - |

|| IIm7 --- | IIIm7 --- | IVm7 --- | V - #Vdim - |

 

|| VIm7 --- | III/#V --- | I/V --- | #IVm7b5 --- |

|| IV --- | V7 --- | Isus4 --- | I/IV - V/IV - |

|| IV --- | V/IV --- | V - #Vdim - | VIm7 - VIm7/V - |

|| II7 --- | II7 --- | Vsus4 --- | V --- |

 

|| IVadd9 --- | ---- | ---- | ---- |

 

Key:G major

|| Iadd9 --- | IVadd9 --- | V --- | I - III7 - |

|| VIm7 --- | II7/#IV --- | IIm7 --- | V - III7(#9)/#V - |

|| VIm7 --- | IVadd9 --- | V --- | VIm7 - III7(#9) - |

|| Vm7 --- | Iadd9/V --- | IIm/IV - #IV7 - | V - VI - |

 

Key:E major

|| IVadd9 --- | ---- | IIIm7b5 - #Vdim7 - | VIm7 - Iadd9/V - |

|| VIIm7 --- | III7(#9) --- | VIm7 - #IVm7b5 - | IV - I/III - |

|| IVM7 --- | IIm7 - II7/#IV - | Vm7 --- | IVm9 --- |

Key:G major

|| Iadd9 --- | VII7/#II --- | IIIsus4(#9) - IVsus4 - | bVII9 --- |

 

Key:A# major

|| Iadd9 --- | III7 --- | VIm7 --- | Iadd9 --- |

|| IVadd9 --- | IVadd9 --- | VIm --- | V --- |

|| IV --- | V --- | IIIm7(b11) --- | VIm7 - VIm7/V - |

|| IIm7 --- | IIIm7 --- | IVm7 --- | V - #Vdim - |

 

|| VIm7(11) --- | III/#V --- | IM7(9)/V --- | #IVm7b5 --- |

|| IV --- | V7 --- | Isus4 --- | I - V - |

|| IV --- | V/IV --- | V - #Vdim7 - | VIm7 - VIm7/V - |

|| II7 --- | II7 --- | Vsus4 --- | V --- |

 

|| IVadd9 --- | ---- | ---- | ---- |

|| IIIm7 --- | ---- | ---- | ---- |

|| IIm7 --- | ---- | ---- | ---- |

|| V --- | ---- | ---- | ---- |

 

|| IVM7(9) --- | ---- | ---- | ---- |

|| IIIm7(11) ---- | ---- -- III7 - | VIm7(11) --- | ---- |

|| IIm7 --- | IIIm7 --- | IVm7 --- | Vm7 --- |

|| bVI --- | ---- | bVII --- | V --- |

 

|| Iadd9 --- | III7 --- | VIm7 --- | Iadd9 --- |

|| IVadd9 --- | IVadd9 --- | VIm --- | V --- |

|| IV --- | V --- | III7 - III7/#V - | VIm7 - VIm7/V - |

|| IIm7 --- | IIIm7 --- | IVm7 --- | V - #Vdim - |

 

|| VIm7(11) --- | III/#V --- | IM7(9)/V --- | #IVm7b5 --- |

|| IV --- | V7 --- | Isus4 --- | I - V - |

|| IV --- | V/IV --- | V - #Vdim7 - | VIm7 - VIm7/V - |

|| II7 --- | II7 --- | IIIm7 --- | VIm7 - VIm7/V - |

|| II7 --- | II7 --- | Vsus4 --- | V --- |

 

|| IVadd9 --- | ---- | Vsus4 --- | V --- |

 

|| Iadd9 --- | III7 --- | VIm7 --- | Iadd9 --- |

|| IVadd9 --- | IVadd9 --- | VIm --- | V --- |

|| IV --- | V --- | IIIm7(b11) --- | VIm7 - VIm7/V - |

|| IIm7 --- | IIIm7 --- | IVm7 --- | V - #Vdim - |

 

|| VIm7(11) --- | III/#V --- | IM7(9)/V --- | #IVm7b5 --- |

|| IV --- | V7 --- | Isus4 --- | I - V - |

|| IV --- | V/IV --- | V - #Vdim7 - | VIm7 --- |

|| ---- | N.C. |

 

 

 

【コメント】

 去年の10月頃に制作していた楽曲のアレンジバージョンです。この構想自体は当時から存在していたものの、実力不足などの理由により完成には至らず、今回、それがようやく実現したという流れです。アレンジに伴って歌詞やコード、メロディラインを一部変更しています。お気に入りは A メロの VIm7 – II7 – IIm7! 定番の進行ですが、II7 のところでボーカルがドの音を叩いてくれるので嬉しい(嬉しい)。

 この曲、本当に色んなことをやっていて、たとえばバッキングギターやギターリフなんかはポジションから考えて打ち込んでいたり、ドラムやピアノも(自分は弾けませんが)人間に演奏可能な範囲で組み込むことを意識したり。裏ではシンセが鳴っていたりピコピコしていたりカッティングしていたり高速でピッキングしていたりと、従来通りのものにあわせて、これまで試してこなかった諸々にも挑戦してみた感じでした。

 絵も描きました! うまく言語化できないんですが、自分の描きたいものを出力する方法が何となく分かってきたので、もっとこう、脳内の理想図により近いものが描けるように練習したいと思います。

 

 以上! よろしくお願いします。

 

 

 

九月ライブに出た話

 

 今日(もう昨日)、帰ったらすぐにブログを更新しようと思ってたんですが、バイト上がりで眠気が凄まじく、仮眠から醒めたタイミングで BUMP の新曲が公開され、ポケモンとのコラボによる相乗効果でありとあらゆる感情が爆発し、メロを覚えたり歌詞を読んだり曲の分析をしたりとしているうちにこんな時間(午前二時半)です(どうして?)。皆さん、BUMP の新曲聴きました? まだ余裕で間に合う。以下の動画を今すぐにチェックだ。よろしくな(誰?)。

youtu.be

 いや、実際普通にめちゃくちゃ良くて、1サビのチャンピオンラッシュで悲鳴上げて、シロガネやまのレッド戦で全身が大気圏外へまで吹き飛びました。自分は金銀から HGSS までで卒業しちゃった身なんですが、それでもめちゃくちゃに楽しめたので良かったです。

 

 さて。表題の通り、九月ライブについての話を書こうと思います。「九月ライブとは何ぞ?」という人がいるのかもしれないのでざっくりと説明をしておくと、九月ライブとは自分の所属する作曲サークルが2020年9月27日に開催したライブイベント(オンライン)のことです。実はアーカイブが存在し、吉田音楽製作所のYouTubeチャンネル(Yoshida Music Works)から全人類が視聴可能です。まあ、以下に直リンを貼るんですが。

youtu.be

 制作期間は約10日! 結構時間あるのでアレですが、めちゃ頑張ったので是非観てもらいたい! という気持ちが多分にあります。

 

 以降はライブを観たことを前提に書いたりもすると思うので、どうせなら観た上で読んでほしい! いや、ここから下に書くことは100%、一から十まで徹頭徹尾ただの蛇足、何なら吉音民しか分からないことが書かれてあったりするので別に読まなくてもよく、つまりライブだけでも観てください。よろしくお願いします(?)。

 

※最後まで書き切った上でこの文章を足しているんですが、本当に雑多な感じになった上に結構な字数があります。時間を棄てる覚悟でスクロールしてください(いま午前六時半です。どうして?)。

 

 

 どこから書こうかなって感じですが、まず出演した経緯について書こうと思います。ここからしばらくはライブの前日談になるので、ライブの話が読みてえ~という人がいれば雑にスクロールしてください。

 そもそもの話、今回のライブに出る気は当初、実はあんまりなかったというのが正直なところで。というのも、状況が状況なのでオンライン上の音楽イベントって増えてきてると思うんですが、そういうのって大体生演奏だったり、あるいは DJ だったりっていう印象がありませんか? というか、多分その通りだと思います。なんていうか、全人類の家に超弩級のスピーカーが備え付けられているわけじゃないので、オンラインでのイベントって爆音でなくても楽しめる要素が求められがち、みたいな。それこそ生演奏とか DJ みたいな臨場感っていうか、そういうのが。九月ライブの話が浮上した当時、自分はそういったものを提供できるだけの自信がなかったので、なので冒頭に書いたように出演する気はほとんどありませんでした。じゃあ何で出たんだよって話ですね。

 というのも、ほとんどなかったのは事実である一方、一割くらいは「出ようかな」という気持ちがありました。いや、もしかすると一割にも満たなかったかもしれませんが、ほんの少しはそういう意思がありました。それは何故かと言うと、実は弊サークルは六月にもライブイベント(オンライン)を行っており、その出演者のほとんどが後輩だったんですね。それはまあサークルの在り方としては、個人的な意見を言えば至って健全な状態だろうと思うんですが、しかし「後輩たちが頑張ってるのに、それらの努力を一方的に享受するだけっていうのはどうなんだ」みたいな気持ちがやっぱり少しはあって。そもそも自分は先ほど「自信がない」みたいなことを書きましたけれど、それは多分後輩たちにしても同じ条件のはずで、名前を出すと色々とアレかもですが、現代表であるところのコサメガは諸々で忙しいはずなのに毎度ライブに出ていたり(代表だから?)、さみちゃんも二回生ながらイベントを盛り上げるのに一役どころではないそれを買ってくれていて。前回ので言えばろいた(後輩の一人)は先の『臨場感』を演出する方法の指針を示してくれたし、のくたべさんものくたべさんで諸々忙しいはずなのに毎度出演して自分たちを楽しませてくれており。今年は自然災害的な事象が降りかかったせいで、サークルの運営はめちゃくちゃに難しいはずなんですが、……実際にめちゃくちゃ大変そうなんですが、それらを一身に担っているはずの後輩勢が、それでも活動を盛り上げていこうと頑張ってくれている中、「自分は何やってんの?」みたいな。

 リアルでのライブイベントなら出演者に困るということはほとんどないんですが、オンラインでのそれとなるとやっぱり難しくて、今回の九月ライブもあまり人は集まってないらしいということは例会などでのやり取りから分かっていました。しかしながら自分といえば相も変わらず「出ようかな」と「いや、でもな」の間で揺れながら、先述の通り、「出ない」のほうに大部分が傾いていたわけです。

 そんな自分を「出る」のほうへ振り切らせた出来事が二つあって、まず一つが現代表からの打診です。直接来ました。ダイレクトに、「出演者が足りないし、みてみたいから是非出てくれ」って(送られてきた文章はもっと丁寧で、言葉が費やされていたけれど)。それがまあ本心か社交辞令かとかはどうだってよくて、直接来た、というのがとても大事なことで。今年の弊サークルで最も頑張っている人間は間違いなく現代表であると自分は思っていて(去年の代表もめちゃくちゃ大変そうだったが)、そんな相手から頼まれたら「自分が出てもなあ」なんて言って甘えているわけにもいかないじゃないですか。自分は別に時間の都合がつかなくて出られないというわけでもなく、何なら時間は有り余っていたわけで。とはいえ、本当に出演できるだけの何かを作れるかは分からなかったので、返事は一先ず保留にしておきました。「あまり出る気はない」から「何か思いついたら出よう」にシフトしたのはこの辺りだったと思います。

 もう一つは、今回の九月ライブに mamezo(彼も後輩の一人)が出ると耳にしたことですね。彼はかなり生楽器側の人間で、ライブに出ることになったのもこれが初めてというわけでは決してないんですが、しかしこれまでのライブではもれなく生演奏を行っていました。オンラインライブでそのスタイルを実行へ移すことにはかなりの困難が伴うはずで、ということはそうではない形で出演するのだろうということは容易に想像が出来ます。なんていうか、それを決意することがどれくらい大変だったのかなって考えたりして。相当の勇気がないとできないことだし、それは。実際、自分は『これまでのスタイル』でのライブが出来ないからと足踏みを続けていたわけで。これは僕が勝手に想像したことですが、「出演者が足りない」かつ「代表はそれでもちゃんと毎回出ている」という状況に対して、「自分も何かできないか」という気持ちのほうが彼の中では勝ったのだろうなあ、という気持ちが彼の出演を耳にしたときから強くあって。いや、なんか、こういうのって強制できるものじゃないし。誰かの善意と誰かの苦労で回り続けるものだっていうのは分かっていて、それにしたって、苦労が見合ってなさすぎるっていうか、義務感っていうか。もっと楽しめるものであってほしいというか、「何とか間に合わせた」みたいなのじゃなくって、「やりきった! 楽しかった!」で終わりたいというか。それは僕個人の話ですが。要するに、後輩たちに苦労をさせすぎだろうという気持ちがめちゃくちゃあって、申し訳なさというのとはまた違う、なんだろう、よく分かんない何かがあって。以上、二つのことから自分は「出演しよう」のほうへとかなり傾いていました。ほとんど180°。まだほとんどですが。

 最後、完全に振り切れたのは偶然でした。完全に振りきれていなくとも出演はしたと思いますが、とはいえその場合、最初に貼ったような、ああいった形式ではない出演になっていただろうと思います。偶然というのは、そうですね、だいたい察しのついている人もいるんじゃないかと思いますが、ボイチェンにハマったことです。ボイチェン。ボイスチェンジ。まあ Vtuber になる気は今のところありませんが。ともかくそれにハマったんですね。ボイチェン、自分は割と敷居が高いイメージがあって、というのも唯一知っていたボイチェン Vtuber の声が(個人名は挙げませんが)それはもうめちゃくちゃキンキンしていて、自分はそれでも全然観るんですが、人によっては不快だろうなあと思うのもまた確かで。一方、めちゃくちゃボイチェンが上手い人( Vtuber ではない)も知っていたんですが、その人は割と変換プラグインにお金をかけているといった話をしていて、そういう意味で敷居が高いと、そういう話です。

 さて。保留にしておいた返事の期限が三日後に迫った日の夜、ご飯を食べながら Twitter を眺めていると、これが完全に偶然なんですがボイチェンについて書かれた note が流れてきて。内容は『この人のやっているボイチェンが凄い』という内容だったんですが、そこには三時間くらいある動画が貼られていて、どうやらその凄いと称された人のやっているボイチェン法が一から十まで説明されているらしいんですね。それで、自分はそれを興味本位から覗いてみることにしました。実際、どういった方法でボイチェンが行われているのかはよく知らなかったし、有料プラグインをぶん回すにせよ、そもそもどのプラグインを買えばいいのかとかが知れたらなという気持ちでした。下に貼ったのがその動画です。ボイチェンに少しでも興味のある人は観てみるとよいです。とても役に立ちます。

youtu.be

 動画を観ればわかるんですが、氏が主に使っているボイチェンプラグインは『Graillon 2』というフリーのものと、『Blue Cat's FreqAnalyst Pro』という12kちょいのものだけで、お金がかかっているのはハードのほうとのこと。ここらへんで「あれ、もしかしてボイチェンってそんなにハードル高くない?」ということを考え始めます。まあ動画を観るに『Ozone 9』とか『Nectar 3』とかも使ってるらしいんですが、自分どっちも最上位版持ってるし……。DAW もあるし、オーディオ IF もあるし、コンデンサマイクもあるし、プラグインも DTMer なので大体は揃っていて、肝心のボイチェン自体はフリーの『Graillon 2』で事足りるらしいし……、あれ? とまあ、ここまで考えたところで「試してみよう」となったわけです。で、試しました。するとめちゃくちゃ可愛い声がイヤホンから流れてきてですね、自分で言うと途轍もなく気持ちが悪いですが、可愛いんですよ、実際。ボイチェン始めた当初に録った声、いま聞くと慣れてなさ過ぎてちょっとボイチェン感が滲み出てるんですが、とにかくそれからがもう楽しすぎて、どこら辺にピッチを持っていけばいいのかとか、どういった声の出し方をすれば可愛く聞こえるかとか、めちゃくちゃ試しまくって。「これ案外いけんじゃね?」と調子に乗っていたのが期限の二日前です。

 その日バイトがあったんですが、バ先へ向かう電車の中でふと思いついたのが「もしかしてノベルゲー的なことができる?」というやつです。これもまたかなりの偶然で、その数日前くらいから自分が中学生の頃にやっていたノベルゲーの実況動画を観る日々が続いていて、その辺りから浮かんできたアイデアだと思われます。実際、曲のストックはそれなりにあるし、新曲も(これはライブとは関係なしに)ほぼ完成というところまで作り進めていて、テキストもまあ時間が限られているけれど書こうと思えば書けるだろうし、イラストもまあ印象系というかああいう簡易的なものならいくつか用意できるだろうし、それに加えてボイスも(女の子の声で)当てられるとなったら、これはもうやるしかないのでは? これだけ都合のいい条件が揃っていて、それでも実行に移さないというのはもはや単純な怠惰では? みたいな考えが次々に浮かび上がり、それと同じくらい、というかそれ以上にアイデアがばさばさと降ってきて、電車を降りるまでにはストーリーのおおまかな骨格や流す曲なんかが決まっていました。

 思いついたはいいが完成に至らなかった、というのが最悪のケースなので返事は保留にしたまま、帰ってすぐにアイデアを形にする作業に入りました。具体的にはライブ本番で流れた『夏』の部分です、あれを作りました。そもそもノベルゲーみたいなのを Aviutl で再現できるかとか、いや余裕で出来るだろうという気はしていたんですが、ちゃんと『観ることのできるレベル』までもっていけるかどうか、とか。四季の一つずつに曲をあてるということはこの段階で決まっており、一方で制作期間はおよそ一週間しか取れない計算だったので、一日半で『夏』を完成させられないなら出演には間に合わない(ので無理)、ということを出演するかどうかの最終決定基準にしつつの作業でした。結果、素材作りに始まり、テキストを書いて、声を録って、BGM や背景を選んで、諸々の微調整を終えて動画に書き出すところまで含めて、その気になれば全部を一日半で片づけられることが分かったので、返事の期限当日に「出演するよ~」の連絡を入れました。

 かくして自分は九月ライブへ出ることになったわけです。前日談が長い!! でも後半のボイチェンの部分はともかく、前半は大事なことだったので。

 

 

 動画制作中の話をします。いやーーーーーー。もう楽しかった!!!!!!!!!! 本当に楽しかった!!!! 何が楽しかったかっていうと、それはまあ色々とあるんですが、なんだろうな。大きな部分としては、自分はまあいずれにしても趣味の領域にあるものの一応曲を作っており、一応文章を書いており、一応絵を描いており。それにしても、それらが繋がってるって感じはあんまりしてなくて。部分的には相互に作用しあっているんですが、たとえば文章は作詞に活かせるし、絵は曲を投稿するときの一枚絵に使えるし、いやでも「なんか違うんだよな~」という感じがそこそこ前からあり、「なんかうまくやれないかな~」という感じもそこそこ前からあり。そこに今回新しい軸として『ボイスを当てる』が追加されたことで一気に結びついた気がしたというか、そういう「曲も、文章も、絵も、全部一緒にやりたい!」のアンサーとして出てきたのが、今回の九月ライブでやったようなノベルゲーっぽい形式だったということです。なので、それはもうめちゃくちゃに楽しかったです。自分の好きなように作れるっていうのが本当に楽しすぎて、テキストを書くのも声を録るのも終始ノリノリで、っていうか自分が「言わせたい!」と思ったから書いた台詞が、実際に可愛い声の wav として出力されてくるのがもう楽しくて楽しくて。中でも特に楽しかったのは『秋』と『春』ですね。

『秋』は最後のほう、泣き声の演技っていうか、いや、自分は演技なんてこれまでの人生で一度としてやったことがなかったんですが、やってみたら意外と楽しかったというか。なんだろ、自分、割と感情移入するのが好きで、好きっていうか自然とそうする傾向にあるっぽいんですが、たとえば文章とか書いてるときに、こう、一人称が今にも泣き出しそうになっているシーンがあれば実際に泣いてみるとか、いや、泣きはしませんけど涙ぐむ程度には入り込んでみるみたいな、そういう感情移入のしかたが自分は結構好きで。なんか、溶け込む感じで。だからこう、泣き声なんかを録ろうとすると、まあ、実際に泣こうとしてみるんですね、他に方法を知らないので。そしたら何だか本当に泣けてきて、なんだろう、その一瞬を出力するのがめちゃくちゃに楽しかったっていうか、はい、楽しかったです。

『夏』から順に作っていったので『春』の声を録ったのは最後だったんですが、「最後ともなれば多少慣れてるだろうし楽勝だろ~~~~」と高を括っていたものの、実際のところ、そうはなりませんでしたね。あの、今回自分で声を録ってみて一つわかったんですが、声優さんは本当に凄い。凄いです、あの人たち。いや、ボイチェンって基本的にデバフで、そのうえ声の出し方も特殊だから一概には言えないと思うんですが、あの、まずキャラクターの声をキープするのがそもそも難しくって、加えて望み通りの声を出力するのも案外上手くいかなくて。今回のライブ、台詞は40ちょっとくらい録ったと思うんですが、自分が不慣れというのもあり、あの、一つの台詞を録るのにテイクを5,60近く録っていて。多いのだと100超えてるのもあったと思うんですが、その中から『一番上手くいったやつ』を抽出するという形式で声を当てました。一方で、声優の人たちって生アフレコとかするじゃないですか。あれ。どういうこと? 一発で正解を出さなきゃいけないってことですよね。いやもう、凄いですよ、本当に。やってみれば分かる。仕事だから、と言われたらまあそうなんですけど、それでも凄い。あと、めちゃくちゃ体力を使う。あの、これもボイチェン特有というか、自分の声質がそっちに向いていたって話なのかもしれませんが、腹筋に力を入れ続けるんですよ、マジで。あの、じゃないと声がそれっぽくならなくって。そんなこんなで体力は削れるし、喋り続けるから喉は痛いし、もう終焉。『春』の話に戻ると、『春』の声を録ったのはライブ当日の深夜、つまりデスマ最終日だったので、もう、あの、体力が擦り切れてたんですよ。声が出ない!!! それでも何とか頑張ったら何とかなったので、まあ、何とかなりました。思わぬ落とし穴って感じでした。

 あと絵も描いた! ライブ準備の10日間。曲作って、テキスト書いて、声を録って、絵を描いて、とフルに動きまわっていたのも楽しかった要素の一つだったのかもなーと思います。といっても大体はカメラロールにあった写真を使ってしまったので、肝心の絵は二つしか描いてないし、それも大したものではないんですけど。

 

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 これは『秋』で使ったやつです。いい感じに浅葱色の滲んだイラストが欲しかったので描いたんですけれど、これ、いったい何に見えますか? 自分は『海の底から見上げた空』というイメージで、最初はクジラを描きこんだりして遊んでたんですが、いざ出来上がってから眺めてみると『夜空に浮かぶ雲と月』って印象も受けるな~とも思ったり。他の『青』も好きですが、これくらいの『青』も大好きです。それこそ浅葱色ですね。

 

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 これは『未完成の春』に使ったやつです。なんだろ、春って季節から真っ先に連想されたのが桜で、だから桃色を置くことになるのかなーと考えつつ描いてました。『未完成の春』の歌詞って『月』とか『夜』とか『七つ星』とか、夜に因んだ単語が頻出なんですが、個人的なイメージはそれと真逆の朝のほうにあって、それも早朝の、朝焼けから青空に移り変わるくらいの。だから空の色は上が水色、下が茜色という感じに塗っていき、途中で「春というとたとえばツクシとか、夏よりもずっと緑のイメージがあるな」みたいな考えから草葉の類が加えられ……、という感じに出来上がったやつです。この世界のどこにもない風景を描きてえ~~~~という願望が薄らとあるので、こういう感じの絵をもっと上手く描けるようになりたいですね。

 

 あと何か書けることあったっけな、と考えてたんですが、ついでなので新曲の曲部分以外について触れておくと、実は歌詞が部分的に変わっています。これは今回のライブで作ったストーリーに合わせての変更というわけではなくって、今年の2/25からメモ帳に眠っていたものです。そもそも自分にとっての『未完成の春』は catch the youth ありきの曲ですが、去年の11月に作ったときから今回のようなアレンジの構想は考えてあって、ただ当時はそれを形にするだけの能力がなかったので実現しなかったんですが、それくらいの頃から「もしアレンジバージョンを作ることがあれば、そのときは歌詞を変えよう」というのは考えていました。なんていうか、一人で弾いてるのとみんなで演奏してるのって、やっぱり空気感が違うじゃないですか。独りよがりなのは本当に一人だけのときでいいっていうか、言いたいことはもっと他にたくさんあるってのもあるんですが。

 未だに覚えてることがあって、一昨年の三月、ライブ一日目が終わった真夜中の食堂でサトルイケ(後輩の一人)と話した後くらいから他人との繋がりみたいなものを強く意識するようになって、それまではあんまり考えてこなかった、っていうか自分の中にあったのは『自分と彼とその他大勢』みたいな認識だったので、それがかなり揺らいだというか。『その他大勢』とも自分は繋がってるんだなとか、いまは繋がってるけど離れるのは簡単なんだよなとか、そういう当たり前のことを今更ながら考えるようになって。というか、そういう話を彼が僕にしてくれて。今回のライブに彼の弾いてくれたピアノだったり、あるいは L 字トマソン(同期(?))の作ってくれたピアノだったりを組み込んだのは、なんていうか、そういう意図も多少はありました。「言わなきゃ分かんねーよ!」と思う一方で、直接伝えるのは何だか押しつけがましいし何より恥ずかしいので、ここにこっそりと書いておきます。

 まあそういうアレがあって、それが全部だなって思って、だからああなったっていうか。catch the youth、全部で七人の大所帯でしたけど必然性とかは別に全然無くて、でもめちゃくちゃ楽しかったし、嬉しかったし、それだけで意味があったよなーって。

 

 

 ライブ本番の話。後輩ハウスで集まって観ていたということがあり、また YouTube にあるアーカイブが編集されているためにリプレイがみれずアレなんですが、本番時にどういうコメントが流れていたのか、マジで何も知らないんですよね。いや、本当に。ボイチェンの声が流れた瞬間に視聴者が6人になって、後から爆増したという話だけ聞いたんですが。

「自分はこれめちゃくちゃ面白いと思うけどな~~~」と思いつつ作ってはいたものの、実際やってみたら大滑りして30分虚無との対面になりました、みたいなオチが待ってたら嫌だなと思いつつ当日を迎えたので、本番前の緊張といったらもう尋常じゃなかったです。まあ緊張も何も、当日、僕は何もすることなかったんですけどね。動画を渡したら、あとはもうそれが流れるだけだったので。とはいえ、です。放送が始まってしばらく経って、同じハウスに集まって同時視聴していた某が頭を抱えてくれた瞬間までは、ずっと緊張したままでした。

 あんまり告知していなかったにもかかわらず思いのほか色んな人が観に来てくれてたみたいで、改めてありがとうございました、本当に。一言でも「良かった」と言ってもらえたらそれだけで「頑張ってよかった~」という気持ちになれるので、まあ、なれました。ありがとうございます、マジで。目についたやつは全部ふぁぼったもんね、嬉しいし。あの、なんか、わざわざ DM で感想くれた人とかも中にはいて、それをみたときに「そんなところにまで届くとは思ってなかったな」って気持ちと、「偶然かもしれないけど届いてよかったな」って気持ちと、その両方が浮かんできて。なんか、自分の作ったものが評価されたらそれはそれで単純に嬉しくて、そこに真の意味での優劣はないんですけど、でも体感として、自分の予想していなかった相手にまでそれがちゃんと届いたときの感動って本当に言葉じゃ言い表せないくらいで。なんだろ、なんていうんですか、こういうの。分かんないですけど、まあ、とにかく嬉しくて。もちろんそれだけじゃなくて、色んな人からの色んな声を聞いた上で「やってよかった~」という気持ちです、いま。

 

 結論、めちゃくちゃ楽しかった!!! いや、あの、自分のことばっかり話してきましたけど、他の人たちの出番もめちゃ良かったし、楽しかったし、ライブ準備は勿論、終わってからの時間も全部が全部最高だったので、最高でした。またやりたいですね。次は11月? 次のライブに出られるかどうかはかなり微妙(同じネタを使うことは禁じられているため(禁じられてはいない))ですが、次の次くらい出られそうならまた出てみたいです。っていうか、いい加減に爆音でライブやりたいんだが!? 出来るとしたら3月? 延期になったNFも大例会も、まあ少なくとも大例会の分はこの夏で十分補えたんですが、来年の春にでも取り返せるなら二つ分になってお得ですね。楽しみ~。

 

 

 

Recommend_5

 

 皆さん、いかがお過ごしでしょうか。Recommend 第五回です。自分はと言えば院試が無事に終わったわけですが、この夏休みの間、勉学の類に一切触れておらず、休み明けに地獄をみることになるのではなかろうかという気がひしひしとしています。まあその代わりというか何というか、今作ってる曲はおおよその完成をみることができたので、あと一週間くらいで細部を詰めていく作業をすることになるのかなあ、という感じです。日常。

 Good Music Info.は上のプレイリストへ突っ込むか、自分に直接リプライか何かで提供してください。身近な人間からのダイマにより、ニジガクやリステ、CUE! なども少しずつですが聴くようになり始め、「オタクの血からは逃げられないのか……」という感じです、いま。そんなことはない。

 

 前回:Recommend_4 - 感情墓地

 

 

〇瞳 / dai

 僕がはじめにプレイリストへ入れた五曲のうちの一つ、『瞳 / dai』です。『ひぐらしのなく頃に』という超有名作品の BGM として収録されていたらしい楽曲です。らしい、と曖昧な表現をしているのは、僕が原作のノベルゲームに触れたことが一度もないためです(自分は『ひぐらしのなく頃に』を小説版で履修した)。作曲者であるところの dai(敬称略)は『ひぐらしのなく頃に』のみならず、同作を出版するサークル『07th Expansion』の作品では常連の BGM 担当であり、中でも自分は『うみねこのなく頃に』の BGM がとても好きで、そこから dai 氏の存在を知った、という経緯があります。ニコニコなどでの有名どころだと『you』の作曲なども担当していますね。

 dai 氏の奏でるピアノは本当に綺麗な響きで、なんていうか、目を閉じるだけで一瞬のうちに異世界まで連れて行ってくれるような。SS を書くときなんかはだいたい氏の楽曲を BGM にしています。

 初めの五曲はこれですべて紹介したことになるのでここで触れておくんですが、最初の五曲の選択にはそれぞれ意図がありました。まず『Aurora / BUMP OF CHICKEN』は「メジャーどころのアーティストでも問題なし」(オタク、斜に構えがちなので)。『彗星のパラソル / Endorfin.』は「同人アーティストも可」。『14歳のサマーソーダ / サンボンリボン』は「オタクソングも可」。『Happiness / 嵐』は「誰でも知ってるような曲でも可」(僕がその曲を知っているかどうかということは考慮しなくてよいということ)。そして最後の『瞳 / dai』が「インスト・ゲームBGM も可」です。本当に何でもよいので、自分が良いと思った音楽をダイマしてください。アニソンとかでもオケオケオッケー。

 ……ここまで書いたところで『Happiness / 嵐』を飛ばしていたことを思い出しました(「第五回だし五曲目だろ」と思っていた)(第一回では自分の入れた曲について触れていない)。

 

 

〇あなたはサキュレント / やなぎなぎ

 めちゃくちゃ良い!!!!!!!!!!!!!!!!

 やなぎなぎ。自分は氏のことを何故か作曲家であると認識してたんですがボーカリストだったんですね、と思ったんですがちゃんと調べたら作曲も手掛けていました。かの有名な『君の知らない物語 / supercell』のボーカルでもあります。当楽曲の作曲は齋藤真也(敬称略)。『空色デイズ / 中川翔子』の作曲を担当した人でもあるらしいです。作詞はやなぎなぎ本人。

 サビ!!! いや全体的に良いんですが、サビについて話せばおおよそ全体についても話したことになるのではないかという感じがするので、そこだけ話します。進行は B メロ終わりに I7 を挟んで、IVM7 – bVIIM7 – IIIm7 – VIdim – IIm7 – IVM7/V – Vm7 – I7 – #IVm7 - IVm7 – IIIm7 - bIIIdim – IIm7 – bIIIM7 – V7 – IIIm7 – bVIIM7 – IIIm7/VI – IIm7/V。I7 から VIdim まではだいたい強進行(VIdim のところ、VI と I が鳴ってるのは恐らくそうだと思うものの、dim なのか min なのかの識別が自分にはできない。dimと言われれば濁っているような感じはする)。VIdim – IIm7 も強進行めいた何かで、そこから IVM7/V(だいたい IIm9/V。エモいやつ)へ進み、すぐには解決せずに Vm7 を挟んでから I7 へ降りる(7th であることが good point)。その後は #IVm7 へ飛びますが、これは #IVm7b5 のときと同じ風に考えればよい?(強進行の形になるときに進行先のルートを半音上昇させるのはよくみる) そこからコードごと下がっていく下降クリシェで IIm7 まで降りて、あとはまあ大体前半と同じ。最後の IIIm7/VI – IIm7/V がいい感じなんですが、IIIm7/VI ってジャズ系の曲でよく使われたりするコードだったりしますか?(以前にも一度見たことがあったので)(自分が知らないだけで、ポップスにも頻出だったりする?)

 ボーカルのメロ。IVM7 の上の3(ミ)から始まるサビに自分は弱いという裏設定があります(正しくは、和音の 7th から始まるサビに弱い)。7th や 9th を叩きながら下降していき、四小節目、「浮かないマスカレイド」で b7(シ♭) による一瞬の浮遊感から一気に上昇。サビ前半から結構バチバチにやっている割に、四小節目の Vm7 に差し掛かるまではスケール外の音が一切出てこないのがめちゃくちゃに良いですね(先述の b7 )。あのタイミングで初めて知らない音が入ってくることによる一瞬の浮遊感みたいなのが、五小節目の高域へ飛ぶための助走になっているようないないような気がします。作曲うまお。

 あと当然のことながらボーカルも良い! 地声とファルセットの境界があんまり感じられないの本当に凄い(サビ四小節目、五小節目あたり)。こういう脱力した感じ(脱力してはいない)(抜けていく感じ?)(多分、腹筋をめちゃくちゃに使う唄い方)の女性ボーカルがめちゃくちゃ好みだったりするんですが、最近だと fripSide のボーカルがそういう感じの唄い方に寄ってきていて本当に良い、という耳寄り情報をここに記しておきます。

 

 

〇Yukue / パソコン音楽クラブ,unmo

 良い!!!!!!!(マジで箱で聴かせてくれ)

 パソコン音楽クラブ、登場は二度目ですね。前回は『last night / somunia』でした。unmo(敬称略)という方は歌唱担当での参加らしく、「どっかでみたことある名前なんだよな~」と思いつつ調べてみると、太鼓の達人に収録されている『そつおめしき』のボーカルを担当している方でした。たしかに、言われてみれば声が似ているような、似ていないような……(曲調が違いすぎて分からない)。

 散りばめられた全ての音が完全に”””夜”””で、マジで良い。外を歩きながら聴きたい感じの曲です(それはそれとして箱で聴きたいんだが)(これは多分、箱で聴くとマジの最高になれる曲)。前回の『last night / somunia』のときも思ったんですが、これってジャンル的には何に当たるんですか? 普通にテクノとかでいいんでしょうか。

 

 

〇透明ガール / ノーナ・リーブス

 めっちゃくちゃ良い!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 ノーナ・リーブス、1995年に結成されたロックバンドらしいです(メンバーは多少変動しているっぽい?)。作詞・作曲はメインボーカルでもある西寺郷太(敬称略)。

 開幕のオルガンがもう既に夏!!!!!!!! あまりにも良すぎる。Aメロはあまりコードが動かず、それでいてパーカッションはチャカポコ鳴っており、キックも四つ打ちなのでちょうどよく横ノリできる感じ。B メロでそれまでは動かなかったコードが二拍おきに VIm7 – V – IVM7 – IIIm7 と下降してきて、IIm7 – IIm7/V の激エモ進行。それから一小節のブレイクを挟んで、グリッサンドで上昇するオルガンを引き連れて四つ打ちのサビ。ボーカルラインのリズムも超絶良くて馬鹿ほど横ノリになれる曲。めちゃくちゃ良い!!!!!!!!!! 後ろで伸ばされ続けるオルガン(これってどこの音を叩いてますか?)(吉音で一回その話題になった気がするが、結論を覚えておらず)、撫でるようなピアノ、構成音をなぞるコーラス、これだけでもう夏。あまりに良すぎる。

 ちょうどこの辺りから作曲サークルの知り合い数人も Recommend に参加しており、追加される楽曲の幅が一気に広がったような感じがしますね。

 

 

〇WANING MOON / MELLOW MELLOW

 良い!!!!!!!!!!!!!!!!

 MELLOW MELLOW、三人組アイドルユニットらしいです。活動を開始したのは比較的最近とのこと。作曲者は宮野弦士(敬称略)。『フィロソフィーのダンス』の作曲を手掛けている人なんですね(ここで全てを察した)。

 ジャンル的には R&B(の中でもソウル寄り?)とかに当たるんでしょうか? ジャンル、本当に何も知らないので全く違っている可能性のほうが高いですが……。ちょっと古っぽい感じというか、ノスタルジックって言うんですか。自分の故郷はこんなお洒落ではありませんが……。

 これは自分の生きている世界が狭すぎるだけなんですが、こういった曲を唄うアイドルがいれば、『Maison book girl』や『sora tob sakana』のように現代音楽やプログレチックな曲を唄うアイドルもおり、一方で『Kolokol』みたいにカッコよさ全振りアイドルユニットもあって。国民的アイドルユニットだったりは王道な曲が多かったりするイメージ(あくまでイメージ)があったので、『実在のアイドル』=『そういうもの』という認識が自分の中ではどうしても強かったのですが、Recommend を始めてからというもの、世界って広いんだなという気持ちでいっぱいです。自分が知らないだけで。

 

 

 今回はここまで。

 

 

 

空が好きらしい

 

 以前、「自分の作る曲に何かしらの傾向ってあったりするのかな?」と思って『調(スケール)』の観点から調べてみたことがありました。結果は半年ほど前の Twitter に放流されているのですが、ここにも載せておくことにすると、全体のおよそ 30% が D#major(ほとんどCminor)で最多、次に多かったのが Cmajor(Aminor)で約 27% という感じでした(ここまで偏っているとは思わなかった)。ちなみに記録当時で最も少なかったのは G#major で、これは初めて作ったオリジナル曲がそうでした。次に少なかったのが Gmajor で、これには三回生の時に作った『未完成の春』のAメロが該当します。また C#major、Bmajor の曲は一つもありませんでした(これも意外な結果だった)(転調で一瞬だけ経由したりしたことはあったかも)。作曲面で大きく関与した作品しかカウントしなかったので、合作も入れたりするともう少し変わってくるかもしれませんが、ともあれ、これを機に「ああ、自分って D#major(Cminor)が好きだったのか」ということを自覚し始めたという裏話があります。まあ、これを知った後に作った二曲が F#major と Amajor(F#minor)であることは、実はこの辺りに関係していたりもします。いつもは使わない調を使ってみよう、みたいな。

 

 今回はこれと同じようなことを『歌詞』について行ってみよう、という話です。上のやつは 30 曲くらいサンプルがあるのに対して、自分が歌詞を書いた曲はといえば 10 曲あるかないかみたいな感じなので大した結果は出てこないように思われるんですが、『好きな言葉の傾向』くらいなら抽出できるんじゃないかな~という大雑把な目論見を持っています。

 この記事を読んで得られる情報は『@1TSU8が好きな言葉』だけです。興味のない人はブラウザバックした方が良いです。

 抽出には KH Coder を用いました。対象曲は古いものから順に『(昔書いたやつ)』、『キミとボクと時の箱庭』、『スカイブルーナイトメア』、『「じゃあね、また明日」』、『想造世界のプレリュード』、『ここにいるよ。』、『未完成の春』、『startrail』、『アイ』です。また、平仮名カタカナの違いや、『白』と『白色』みたいなのは(場合によっては)同一の単語としてカウントしています。

 

 

 早速ですが、まずは名詞から。上位から順にこうです。

・空  30回

・声  16回

・言葉 15回

・青  14回

・色  12回

・世界 11回

・夏  9回

 

 どうですか?(どうですかって何?) 正直な話、個人的にはもうこの時点でそれなりに意外な結果なんですが、「イメージ通りだな~」みたいな人はいますか?(いるとしたら、それは相当に他人のことを注意深くみている人)

 いや、まずどうしてこの調査をやってみようと思ったのかということについて話すんですが、それは三回生の夏頃から「自分の歌詞ってやたらと『青』って言葉が入ってないか?」という印象があったからです。それまでもそれ以降も、意図的にそうしているというわけでは全くなかったんですが、しかし結果としてそうなっていて、なので今回の調査も「『青』以上に頻繁に使っている言葉なんてないだろう」と高を括ってのスタートでした。蓋を開けてみれば『青』は第四位で、ベスト3にも入れていませんでしたね。

 個々の単語についても触れていきます。

『空』。これ、言われてみればめちゃくちゃに使ってました。先に挙げた対象曲の内、すべての曲に登場しています。『青』についてはまだ意識的でしたが、こちらは完全に意識の外でした。二回生くらいまでは『虚空』、『夜空』、『氷空』、『星空』、『夏空』、『青空』と熟語形が目立ちますが、三回生あたりから単純に『空』と形容詞句の組み合わせで使っていることが多いですね。後述しますが、『青』がとりわけ連想しやすいというわけではなくて、本当は『空』がそうなのかもしれません。

『声』。これについては自覚的でしたが、まさか『青』よりも使っているとは思っていませんでした。『想造世界のプレリュード』を除く全ての曲で一度は使われています。ざっと眺めたんですが、他の語句との結びつきというか用法をみるに、自分は『声』という単語に対して『遠くに響いている』という印象を持っているらしいです。

『言葉』。全く意識していなかった。「言葉にすると全部嘘っぽい」という印象を自分はかなり強く持ってるんですが、実際、歌詞でも『言葉』=『本質でない』みたいな書き方がほとんどですね。その割に、他人の言葉には一喜一憂したりするんですが(憂いはしていない)。

『青』。好きな色……、というわけでもないはずです。自分の身の回りに青色のもの(小物、衣服など)が多いかと言えばそんなことはなく、というかほとんど皆無ですが、しかし、何かを表現しようとすると同時に引き合いに出される色といえば、それはまあ間違いなく『青』だという感じがします。一番イメージしやすい色だということです。

『色』。大体が『青色』とか『夜明け色』とかですが、自分が『色』という言葉を単体で使う場合は、具体的にどういった色なのかについて言及したくないということがすべてかと思います。『夏の色』とか『涙の色』とか。場合によっては『空の色』とかも。

『世界』、『夏』。この二つは少し例外的で、一曲の中で何度も使いすぎたせいでランクインした連中です。とはいえ、繰り返し何度も用いるくらいには思い入れのある単語ではあります。たとえば『秋』や『冬』は一度も使ったことがありません。

 名詞についてはこんな感じで。ほかには『星』、『涙』、『雨』辺りが何度か出てきてます。

 

 次は動詞。活用は区別していません。

・知る  16回

・唄う  11回

・見える 11回

・解る  9回

・消える 9回

 

「へえ~」って感じです。名詞や後述の副詞と違って、動詞ってあんまり意識しないので。ただまあ、知覚動詞が上位に来るんだろうなって気はしてました。

『知る』。「『信じている』と『解っている』と『知っている』はすべて別物」という考えが自分の中にあり、それはまあ過去の記事を漁ってもらえればどこかに書いてあると思うんですが、なので『知る』は数ある動詞の中でも自分の内だとかなり特別な部類のものでして、それがまあ如実に反映されているなという感じです。16回のうち否定形で使われたのは6回、過去形が4回。純粋に『知っている』という意味で使ったのは2回だけ。『信じる』という言葉は大学に入ってから(作詞では)一度も使っていません。

『唄う』。それはまあ上位に来るでしょうね、という感じの言葉。自分も大概、歌詞中で心象風景を書き殴る人間だと思いますが、純粋な物語ではないというか、やっぱり中心には唄(音楽、ではなくて唄)があるんだなあということをいま再認識しました。その点、『アイ』なんかは特殊ですね。

『見える』。『見る』ではなくて『見える』が上位に入ってくる辺り、自分の普段考えていることが透けてみえるという感じがしますね。11回のうち、実に8回が否定形であり、残る3回はすべて『見えた』で過去形です。さらに言えば、なんていうか、自分の使う『見える(見えない)』はほとんどすべて概念的なもので、物理的な話ではなかったりします。

『解る』。『分かる』や『わかる』ではなくて『解る』ですね。前の二つは作詞だとあんまり使いません。『分かる』と『解る』の差異は、前者がただ単純な事態の把握みたいなものという感じで、後者は何かしらの経験を伴った理解という感じの定義を自分は採用しています。これも否定形で用いることがしばしばですね。

『消える』。実はほとんどすべての曲で用いられている動詞です。否定形で使ったのは一度だけです。元々が否定的な言葉なので、『消えない』は(文脈によるものの)比較的肯定的な意味になり、要するにほとんど否定的な意味で使っているということですね。

 動詞はこんな感じで。これ、作詞に限った話じゃないんですが、自分はやたらと否定文(否定形)を使いがちという傾向があるらしいです。

 

 続いて形容詞。そんなに使ってません。

・遠い  7回

・怖い  3回

・嬉しい 2回

・広い  2回

・寂しい 2回

 

 複数回登場しているのは以上五つの単語だけです。

『遠い』。否定形の濫用といい何といい、物理的な意味でも精神的な意味でも、「自分の身近にあるのとはまた違う何かを探す」みたいなものが傾向としてあるような。だからって近くにあるものを蔑ろにしているわけではないんですが……。

『怖い』。『スカイブルーナイトメア』と『startrail』でそれぞれ使われている形容詞です。『怖い』と感じる瞬間って、いやまあ勿論様々な時があるんですが、それが外部に漏れ出てくるのは人間関係にまつわる場合であることが(自分の場合は)多く、なのでこの2曲という感じですね。

『嬉しい』。三回生後期辺りから使い始めた形容詞。こういったことを当たり前みたいに歌詞に書けるようになったのが、ちょうど『ここにいるよ。』を跨いだ辺りからだったという感覚はあります。

『広い』。これは特殊な例で、『アイ』に『広すぎる空』の形で二回だけ使われています。

『寂しい』。ほとんど使いません。大学に入る前の曲で一度、『アイ』で一度だけ使っています。それら二つの曲は若干特殊で、というか繋がってるんですが、自分とは明確に別の、純粋に架空の人物にスポットを当てて書いた歌詞なので、『寂しい』みたいな言葉も普通に入ってきたりします。

 形容詞はこんな感じ。本当に全く使っていませんね……。

 

 最後は副詞。

・いま  17回

・いつか 16回

・きっと 13回

・ずっと 11回

 

 副詞、割と意識的に組み込みがちです。

『いま』。これ、『ここにいるよ。』で8回カウントされているので実際には11回くらいで、『いまも』の形で登場することが最多です。

『いつか』。唄っている瞬間よりも未来のことを指しているのが6回、過去のことを指しているのが10回です。ですが、最近の、具体的には『ここにいるよ。』以降で用いられている『いつか』はほとんど未来を指してのものですね。やっぱりあの辺が転機だったらしいです。

『きっと』。間違いなく自分が一番好きな副詞だと思います。曖昧な希望を表すことがあれば、強弱様々な意思を表すこともあり、あるいはそれら両者の間で揺らめいていることもあり、そういった不確定さを好んでいるのではなかろうかという推理があります。が、実際のところはよく分かりません。「できるはずもないこと」を「できる」と言ってしまえるのが『きっと』という魔法、みたいな? そういうところが好きなだけの気もします。

『ずっと』。言われてみれば頻繁に使っている言葉シリーズ。『色』のところでも若干話したんですが、具体的な長さについては特に言及しないところが多分気に入っているのだと思います。ほんの一瞬だったり、一ヶ月だったり、数年だったり、あるいは永遠だったり。

 副詞はこんな感じです。

 

 

 以上。絶対数は少ないながらも、やはり多少の傾向はあるらしいということがみられて個人的には楽しかったです。『明日』、『今日』、『夜』は何度も出てくるにもかかわらず、一方で『昨日』や『朝』は全く出てこないとか(『朝』は一度だけ使っている)。ある種の方向性が見えますよね、こういうの。これと同じことを SS でやってみたいんですが、それはまた後日という感じですね。今週は作曲のタスクが本当にヤバい!(ヤバイ) #yabai_JP