restella


 タイトルの通り、リスティラについて書きます、ちょっとだけ。

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 公開したばかりの曲に言及するのどうなん? という気持ちが結構あるので、普段はしばらく間をおくようにしているのですが、何を隠そう、この曲の歌詞を完成させたのは 2021/05/22 のことであり、もうだいたい半年前のことなんですね、実は。なので個人的な感覚としては「やっと発表できた!」というのが大きく、加えて、公開初日ということで割と色んな人に聴いてもらえたみたいで、「書くならいまの気分のうちだな~」という気になったので、まあ、そうですね。その結果、こうしてワードパットを開くに至ったというわけです。

 感情って往々にして衝動的に発生するもののような気がしていて、というとなんだかトートロジーって感じがしますけれど。論理的な感情ってなんだよっていう。それはそうと、まあ、なんていうか、そういう一過性の感覚? みたいなのってあるよなあと思っていて。やりたいと思う人は多くても、実際に始める人は少ないし、それを継続する人はもっと少ない、みたいな言説があるじゃないですか。それでいうところの『やりたいと思う』が衝動に該当する部分だと自分は思っていて。この曲も、なんていうか、そういうある種の『やりたい!』がモチベーションとして先にあって、というのも自分の所属しているサークルであるところの吉田音楽製作所、その新歓の一環として行われた新歓ライブなるイベントがきっかけでした。自分の曲を演奏してもらったから、という理由は実際かなり大きく、それと同じくらいに「バンドってめちゃくちゃカッコ良いな!?」というありきたりな感想も大きかったのですけれど、しかしそれ以上に強かった感覚として、なんていうか、ライブ後の自由時間で自分の曲の話をしてもらう機会があって、バンド部の人から。自分はそれまで、自分の曲を演奏することとかは一度も考えたことがなくて、それまでにも演奏してもらう機会はありましたし、編曲に慣れるにつれて演奏可能なラインを目指そうという意識が芽生えつつもあったのですが、それはそれとして自分は楽器が何も弾けず、歌は好きですけど別に上手いわけでもないので、とにかく生で演奏するとかは考えてなかったんですよね。やれたら楽しいだろうなとは思っていましたけれど。当時、『ステラグロウ』という曲を発表して間もない頃で、それを演奏するみたいな案も出てたらしいんですが「キーが高すぎて歌えない」という問題があったようで、「じゃあ、歌えるキーで作れば演奏してくれるのかな」と思い始めたのが、だからその『やりたい!』を覚えた瞬間だったように思います。そもそもの話、自分は「誰かとユニットみたいなの組んで活動してみたいな~」と常々言っていたように、誰かと一緒に音楽をしたいというモチベーションがかなり高く、それは何故かと言うと、個人の音楽性的に色んな誰かと一緒に制作をしたほうが絶対に楽しいからで。一方で、なんていうか、そういう無茶に他人を振り回すほどのアレもなかったんですよね。勇気? みたいな、そういうの。自分にそれだけの価値があるとも思えなかったし。でも、だからバンド部の人々に自分の曲について言及してもらって、ちょっとくらいならやってみてもいいのかもと思えたのは自分の中でめちゃくちゃに大きな変化であって。サビの歌詞、『踏み出す一歩を 重なった音を いまはまだ信じていたい』は、だからそういう意味だったりします。マジで大きかった、あの一日が。

 もうちょい色々書いてみはしたんですが、なんかやっぱ書きすぎるのもよくないかなって気持ちになってきたので、今日はここまでにしておきます。『リスティラ』! マジでよろしくおねがいします。MIRINN のほうも、まだ色々とやっていくつもりなのでそちらもよろしくおねがいします。なにとぞ。

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