20230927


 雑記。最近のことについて雑に書きます。

 

 近況。八月、九月はあんまり元気がなかった。どうしてだろうと考えてみて、理由らしきものはいくつか思いつくものの、決定的といえるほどのそれは見当たらない。本当にどうしてだったんだろう。ちなみにいまは元気。大例会でたくさんの人々と交流できたおかげでかなり浄化されたかもしれない。ああいう場が年一であるのはいいなって思う。ところで、自分はいつまで大例会に参加するんだろう。不明。でもまあ、OB 組で大例会に類するイベントが企画されるようになったりしてそう、近いうちに。いや、知らんけど。

 

 本当に文章を書かなくなったな、と思う。その証拠として八月、九月中は一切ブログを動かしていない。ところで、裏では吉音小説部と題して小説のような何かを書いていたりもして( 30,000 字ちょっとの)、別に文字を書くのが嫌になったというわけでは全くないな、と確認。というか、むしろ楽しかった。だから、文章を書かなくなった理由はネガティブなものではなくて、もっと別のところにある何かなんだろうなと思う。なんていうか、なんだろ。自分の中に在るものを言葉に起こす必要性がどんどん薄れてきたというか、本当かな。でも、感覚としてはそれが一番近いような気がする。かつて自分が文章をブログへ公開していた理由の一つとして、自分の考えていることを誰かに知ってほしかったから……という動機が全くなかったとは言い切れない。大なり小なりあったはず。でないと、外部に公開する必要なんてない。それが、だからいまはあんまりないんだよな、たぶん。嬉しいこと、楽しいこと、困ったこと、悲しいこと、いずれにしたってきちんと耳を傾けてくれる人が周囲にはたくさんいて。わざわざ言葉にしなくていいんだなと思えるようになってきたというか、それを実際に誰かへ共有するかどうかということは置いておいてね。実際に誰かへ話すことがなくてもそれはそれでよくて、ただ、そういう意味で頼ることのできる人たちが少なからずいるんだという自覚? それがあるから、という話かも。……って、ここまで書いてみて本当かなあって気持ちにもなってきた。単純に、自己の内面を言語化するという営みをサボっていただけかもしれない。だとしたら、んー、よくないな。よくないというか、あまりいいことではないかもしれないな、少なくとも自分にとっては。というわけで、そのうちにでもブログ強化月間をやれたらいいな~とぼんやり考えている。言語化を蔑ろにするのは、自分にとっては悪影響しかない気がするから。

 

 意味のあるものを作りたい、といつも思う。こう書くと、『意味のないもの』って何だよ、というツッコミが当然生じるけれど、そっちについてはよく分かっていない。ただ、それでも、意味のあるものを作りたい、と強く思う。意味のあるものというか、いや、だからこれは言葉が正しくないのかもしれないな。より正確を期すのであれば、納得のいくものを作りたい、かもしれない。不必要な妥協をしたくないし、不満の残る状態で終わらせたくない。もちろん、技術的に叶わないこととか、時間的に不可能なこととか、そういうのはたくさんあって。あるけれど、それはそれとして、いまの自分の手元にあるものは最大限に使って何かを作り続けたい、という欲求? 「これでいっか」って言いたくないんだよな、こと創作においては。コードワークとか、ドラムのフィルとか、ギターバッキングのボイシングとか、ストリングスのフレーズラインとか、自分の解像度が追い付いている部分は全部ちゃんと比較検討したい。IVm なのか IVm6 なのか IVm7 なのか IVmM7 なのか、みたいな話。VIIm7b5 なのか VIIm7 なのか、でもあるし、II7/#IV なのか #IVm7b5 なのか、でもあるし、Vsus4 なのか V7sus4 なのか V7sus4(9) なのか V7sus4(b9) なのか、でもある。その選択一つひとつに自分なりの意味を宿せたら素敵だなって思う。多分だけれど、自分が心を動かされる創作物というのは、音楽に限らずとも、そういった選択の連続にその作家なりの意思が透けているものなんじゃないかな、って気がする。気がするだけ。だけど、だから、自分もそういう風に向き合えるようになったらいいな、と思う。

 

 アイドルの交際相手って、マジでどんな気持ちなんだろう。男性でも女性でも性別はなんだっていいのだけれど、いちど話を聞いてみたい。アイドルって大なり小なり人々の目に晒される職業で、その中には至極真っ当に応援してくれる人がいれば、ちょっと行き過ぎた行動を起こす人だっているはずで。……怖くない? なんていうか、その、自分の交際相手がそういった視線の対象(ここでは後者のことを言っている)にされているという現状そのものって。いや、いや、いや、これは自分の精神が未熟なだけなのかも。でも、ちょっと、かなり、言葉を選ばずに言うなら、正直キツイものがある。八月、九月の結構なストレス源になっていたのが実を言うとこれで、うーん、どうなんだろうな。束縛したいわけではないし、独占したいわけでもないから、だからほとんどすべての同性に対しては何とも思わず(これは本当に何とも思わない)。ただ、ごく一部のケースに対して「それはどうなの……」と感じることがあるのも事実で。いや、シンプルに怖いんだよね。怖い。この言葉が一番近い。なんていうか、適切な距離感ってあるじゃん、という話で。異性に対する線の引き方って、一般的にあるといえばあるじゃない。その共通認識の通用しない人がいるというのは、まあ仕方がないこととして、それがいざ目の前に出てくると、やっぱりかなり身構えてしまう。インターネット一般匿名女性に異様に執着する謎のおじさんアカウントとかね……。怖いなあ、と思う。思うし、正直にいうと胃が痛い。本人に悪気はないんだろうな、と思うぶん尚更。いやでも、ごめん。自分がその人たちに直接何らかの害を与えられたわけではないけれど、でも、どうしても怖いと思ってしまう。大切にしたいものをちゃんと大切にしておきたいから、自分は。だから、世界中の全部を認めるわけにはいかない。難しい。つまるところ、結局は、椅子取りゲームって話なのかも。いや、全然違うか。