この欄を埋めるのが一番難しい

 

 日記回です。ここしばらく考えていたことについて書こうと思います。

 

 初めくらいは本当の意味で日記らしいことをと思うんですが、ダンガンロンパ2をプレイしました。やっと。自分、無印と V3 は随分と前に通っていたものの、何故か間の2を知らず、知らないといいつつ若干の設定くらいなら実は知っていたのですけれど、とはいえ詳細なストーリーについては全くの無知で、そんなこんなでついにプレイを始めたというのが一昨日の朝、というわけです。「なぜ急に?」ということについて触れておくと、ダンガンロンパ無印と2は実はスマートフォンで遊ぶことができるようになっていて、2がリリースされていることに気づいたのが一昨日の深夜だからです。『ダンガンロンパ』、自分はめちゃくちゃ好きな作品なので、興味のある方はぜひ遊んでみてください(とはいえ、同じことを四年以上言われ続けている『UNDERTALE』を自分は未だにプレイしていないのだけれど)。何かしらのセールをやっていて、いまなら 600 円くらいで購入できます。

 ミステリなので一切のネタバレなしに若干の感想めいたものを残しておきます。ダンガンロンパ2、初プレイだった V3 はともかくとして、初代を遊んだときと同様、プロローグ時点で登場人物を『加害者側に回りそうな人間』と『被害者側に回りそうな人間』とに分ける作業をやったんですが、『加害者側に回りそうな人間』がその時点で四人しか見つけられず、しかもうち一人は普通に生き残りました。なんか、ほとんど本を読まないのでアレなことは言えないんですが、体感として普通って「こいつは人を殺してもおかしくなさそう」という人物のほうが多数になるというのが、クローズドサークルものでは割と定石な気がしていて、だからちょっと不思議な感じでしたね。『加害者側に回りそうな人間』のほうが少ないのって。分かる人向けに書いておくと、『1章の犯人』、『2章の犯人』、『5章の犯人』が最初に「こいつ、やりそうだな~」と思った人物群です。

 5章! めちゃくちゃ良かった!!! ダンガンロンパ、それまでに触れていた範囲では 3-1 が一番好みだったんですが、そこに 2-5 が加わったという感じです。この二つは流石に甲乙をつけがたすぎるので、これ以上の比較はすることなく、もう両方とも最高ということで片づけておくのですけれど。2-5 の特に好きな部分を一つ挙げておくことにすると、作中で主人公たちの暴いたホワイダニットは勿論のこと、それ以上にその謎に対する『解決方法』がとても良かったです。いや、『解決方法』というと多少の語弊があるかもしれませんけれど、なんだろ、分かる人向けに書いておくと『犯人が目的のために利用したもの』であり『主人公たちが正解の指標としたもの』のことを自分は言っているのですが、それは当作品ならではのファクターで、そのことにめちゃくちゃ感動して。3-1 の他にも 3-5 や 1-4 なんかも自分は好きなんですが、「2-5 はそれらの中でも抜きんでているな」と感じた理由がもしあるとするなら、恐らくこの一点に尽きるのだろうなと思います。本当に良い構成でした。

 

 最初のほうに「色々書きます」みたいなことを書いたような気がするんですが、猛烈な眠気がいまやってきたので、一切を放棄して寝てもよいですか? いいよ。ありがとう。おやすみなさい。ダンガンロンパ2、マジで良いからみんなやってくれな(先に無印をやったほうがいいけど)。