今週は『サクラダリセット2 魔女と思い出と赤い目をした女の子 / 河野裕』を読みました。
三巻も半分くらいまで読んでたんですが、気づいたら月曜日になってたんで、まあそういうことです。
一巻を読んだ段階から、そう遠くないうちにやるんだろうなあ、とは思っていたテーマを、しかし二巻にして早速切ってきたのにはびっくりしました。早えよ。ケイと春埼みたいな関係性が多分大好きなんですよね、自分は。だからこの二巻は結構好みのストーリーでした。それに、これは前回も書いたような気がしますけれど、河野裕の作品は物語にいい意味で起伏が無くて好きなんですよね。今回は特にそれが顕著でした。ここでの「起伏がない」は退屈という意味ではなくて、ごく自然な出来事に対して真っ当な解決法を以て立ち向かい、結果として全く当たり前の結末に落ち着くという意味です。これがいいんですよね。分かりやすい悪役とか、拍手喝采のハッピーエンドとか、そういうのがどこにも無い。それが好きです。早く三巻を読み切りたい。いまめちゃくちゃいいところなんですよね。あー。
もうちょっと書きたいことがあるにはあるんですけれど、ちょっともう一つ記事を書きたい気分なので、この記事はここで終わりにします。
あと、これは本当にどうでもいいんですけど、また積読が増えたんですよ。一気に三冊も。ウケる。