20220416

何の努力もしないで他人に好かれている人間がいる、と考えている人がこの世界には一定数いるらしく。ところで、この文章の後半部分は任意の成功体験に置き換えることが可能だよな、と思う。何の努力もしないで昇格する、とか、何の努力もしないで難関大学へ…

エピローグって

昨日の続き。かつての書店、いまとなっては物置小屋も同然となったそれに背を向けて改札へ。普段から持ち歩いているわけでもないけれど、その日はたまたまノート PC が鞄の中にあったから、降りたホームの隅に腰かけながら開いてみた。ついさっきの気持ちを…

20220413

階段から数歩、すぐに、あ、と思った。あんまりみなくなった踏切。耳に馴染んだ警告音。ここまで運んできた電車が遮断機を横切って、また空っぽになるまでのそれくらい。それくらいの間は突っ立っていたと思う、たぶん。目線の先、駅前の TSUTAYA がなくなっ…

20200404

二者択一のように思える考え方があったとして、その両方ともが自分の内側にあるなと感じることがよくある。傍からみるとただ矛盾しているだけのようにしか思えないそれを、でも自分は平気で会話中に組み込んでしまうから、話が難しいとたまに言われる。たと…

詩集

周囲の人間に短歌ブームが起こっていて、という件に関連して、そのうち書こうと思っていたものをそういえばと思い出したので、起床してすぐにワードパッドを立ち上げた。文字を主として扱う媒体は様々があり、個々人の性質がみてとれるもの、つまり公的な資…

20220324

ここ最近考えていたことについて、時系列無視で色々。 雲と観覧車って似てるなあと思って。自分のバイト先はというと梅田で、梅田って街のド真ん中に真っ赤な観覧車があるんだよね。乗ったことはないんだけど、バイトが終わって駅へ向かう途中、どうしたって…

20220323

自分なら誰かのことを助けられるだとか、そんな風には思っていない、別に。というかむしろ逆で、誰のことも助けられやしないなと思う。もっと広く一般に、この世界を生きる誰だって自分以外の他人を助けられたりはしないと思っていて、自身もまたその例外で…

20220320

先日の話。インターネットで様々について調べている最中、とある匿名ブログにぶち当たって。何となしに開いてみて、該当記事をとりあえず一通り読んで、それからブログトップへ飛んだ、いつもの癖で。トップページって、この記事を読んでいる人なら分かると…

未来予知

硝子張り気怠く見遣る営みを攫う轟音いつもぶつける 目を閉じて海底列車の一人旅今朝は運休雲があるから それはそれとして短歌って何なんだ 雰囲気エアプ怒らないでね 「久しぶり」飾られた木はまだこごえ春一番をだから待ってる ひと月前送るはずだったメッ…

my dear

愛だの好きだのありがとうだの、口でならどうとだって言えるというのはもうこのブログでは散々に書かれてあることで。本人しか知り得ない本当のところがたとえどんな色形をしていようが、他人に分かる形として出力される言葉は同一なわけで、その点で自分は…

2022年3月ライブ初日

これを書いているいま、自分がどこにいるかというとそれは京都大学構内に在る吉田寮食堂で、時刻がいつかというと 2022/03/05 の 6:45。午前の。今日明日にかけて行われるライブイベント(所属サークル主催)のために運び込まれた機材を見張る、いわゆる泊ま…

20220224

具体的に何年前の出来事だったかまでは思い出せなくて、ただ、その日が 2 月 25 日ということだけは覚えていた。ブログか、あるいは Twitter かにたしか書き残したはずと思って、まずはブログを当たってみたのだけれど該当物は見当たらず。次いで遡った 2019…

20220223

最近考えていたこと。自分たちには権利がある、ありとあらゆる場面で。たとえば街を歩いていたとして、そして居酒屋でも何でもいいけれどキャッチの人に声を掛けられたとして、その人の話を聞かない権利が自分にはある。同じように、その人の話を聞く権利も…

サイコロを振ってみる

バイト中に暇な時間がちょくちょくあって,入試問題を色々探してみたり解いてみたりするのですが,今日みつけて考えていた問題がちょっと面白かったので何となく記事に起こします.問題は以下の通り. 1979年度 京都大学 文理共通 人の人が つのサイコロ…

20220221

なんだか微妙に気分が悪い。メンタル的なそれじゃなくて、フィジカル的に。体調が優れないというわけでもないけれど、快調って感じは全くしない。理由は割と明確で、恐らくは昨日の徹夜。そういえば、徹夜という表現は夜通しで作業をするという意味だから、…

20220213

あと二十日くらいか、と思う。自分はといえば、なんというか、いわゆる先輩後輩といった上下関係から離れた場所で育ってきた感があって。自分の通っていた中学校にも部活動と呼ばれているものがあって、いまでも覚えている。公立中で、その校区に住む小学生…

手紙

手紙。手紙か。手紙のやりとりをした記憶って自分はほとんどなくて(これは嘘なのだけれど、今回は割愛)、手紙っていうか、なに、年賀状? およそ国民的な文化として根付いているあれでさえ、自分は小学三年生くらいの頃を最後にやめてしまった。思えば当時…

ビニール傘

ビニール傘。コンビニで傘を買うという人生初イベントに遭遇したのが半年前。電車が止まるんじゃないかってくらいに、あり得ないくらいの大雨が降っていた日。折りたたみ傘は持っていたのだけれど、流石に対処できなさそうだったので購入という流れ。思いの…

星を繰り返す

www.youtube.com リスティラを英語で書くと restella になるということは、制作に関わったメンバーたちは恐らく共有していたファイル名か何かで知っていたりいなかったりするのかもと思いつつ。11 月ライブの途中、外へ食べに出た帰り道に、うち一人とそう…

散歩、絵馬

冬の深夜が好き。一番好きな季節の、一番好きな時間帯。理由は、まあ何度か書いたことがあるように思うけれど、またそのうち書くことがあるかもしれない。誤解のないように断っておくと、冬という属性の中で深夜ばかりを好んでいるという意味ではなくて。そ…

20220114

ちょうど一週間くらい前に伏見へ行って、その数日後に八坂へ行った。八坂神社も円山公園も、少なくとも一度は来たことがある場所で、だけど名前とは一致していなかった。連れられながら、「ああ、これが八坂だったのか」と思った。明らかに整備の行き届いた…

20220112

読み始めてからずっと、出来の悪い間違い探しよろしくあからさまな違和感が視界の大部分を占めていて、p.79 あたりまで読んだところで思った、「だとしたら、どこにもないな」。『所有への願望』。その主張自体には頷くことができるし、納得もできる。体験…

呼吸

こういうことを言うと普通に引かれそうだなと思うので言わないようにしているけれど、人の寝息を聞いていると自分はとても安心する。それがどんな人間であれ、生きているということは本当で、だから息をしているということだって本当で、たったひとつそれだ…

20220108

昨日の朝、バイトへ出る前、「これ、一葉さん絶対に好きですよ」と言われて途中まで読んだままで積んであった本を、行きしなの電車内で読もうと思って探したら、何故だか自室空間から消失していて、いっそ折れるんじゃないかってくらいに首を傾げた。魔女の…

野良猫、口約束

ここ数日考えていたことについて。雑記。 猫。野良猫を世話していた時期がある。世話していたというのは嘘で、……どこから話せばいい? 小学生当時、たぶん三年生とかそのくらい? もう少し前かもしれない。自分の住んでいた場所の近くにあった公園に、猫が住…

20220104

以前、小さめのプレゼントを渡したら翌日にゴミ箱へ棄てられていたのをみつけたことがあって。これは比喩。バイトの昼休憩だった、たしか。外の空気が吸いたくて自動ドアをくぐって。まだそれほど冷え込むような時期でもなかった。手癖でポケットからスマホ…

空想の街

手のうちにある感覚にどんな理解を与えることができるかなと考えるのが割と好きで。好きというのは正しくなく、好きとか嫌いとかの領域の外、ほとんど無意識のうちにそういうことをやっている自分がいる。知っている感覚はそれほど多くなくて、歌詞を書いて…

20220102

一周回って書けるだけ書いてみるかという気持ちになっている、逆に。昨年の六月は一時間という縛りをつけてキーボードを叩いていた。一方でいまは三が日。普通に何の予定もない。普段はなんだかんだ時計を気にしてやめてしまうから、たまにはそういうのがあ…

20220101

「愛がある」とか何だとか、最近になってそんな風のことを言われる機会が謎に増えて、そのたびに思う、愛って何? 気持ちに名前を付けて飾っておくことは割と得意なほうだと思う。嬉しい、楽しい、寂しい、悲しい。羨望も嫉妬もよく知っているし、独占欲や…

20211231

これは自覚している癖として、自分自身に近すぎるものを出力しようとするとき、何かしらの歪みがどこかしらで発生しがち。歌詞だと、たとえば一人称が変わったりする。書かれている言葉があまりにも自分と近いから、分かりやすく自分でない第三者を立てよう…